喫茶店での出来事。
少し前になりますが、昨年末の誕生日にひとり喫茶をしに行きました。
中国茶を専門にしたお店でした。
ご主人が蒸らし時間がわかるように砂時計を一緒に卓上へおいてくださいました。
私は2種の茶葉を頼んだので、砂時計は2本。
私は思わず声に出しました。
「…素敵ですね…
茶葉によって蒸らし時間が違うのですか?
砂の量が違いますね。
すごくこだわってらっしゃるんですね」
ご主人がギョッとしました。
え?なになに?
何かマズイこと言ったかなぁ?
『あ!ホントだ!
砂の量全然違う…不良品が混じってたんだ
本当は全部時間は一緒なんですよ・苦笑』
ご主人、苦笑い。
私、大笑い。
あーっはっはっ、尊敬して損した〜
心のなかで手ぇ合わせて拝んだんですよ〜
すご〜い!って
ひーひー笑っている間に砂が落ちきってしまう始末(笑)。
結局、何故か砂時計の総チェックに立ち会ってしまいました。
開店してから誰も気づかなかったそうです。
砂時計が並んでいたら、砂の量ってつい見ちゃうのだけど…。
そんなに他の方は気にしないのかな?
それとも、
「こだわってらっしゃるんですね」
なんてわざわざ口にしたりしないのか…
私は受けたサービスに対して「まぁ、素敵!」と思ったら「素敵なサービスですね」と感謝を込めて伝えることに躊躇いはありません。
私の中ではいたって普通のことです。
しかし、ご主人も「えっ嘘?」という表情で意外な事実が判明し、コチラは「感動〜✨」に肩透かしを喰らいまくりツボにはまりました。
いやぁ、笑わせてもらっちゃった。
悲観的で嘆きっぽいキャラである一面、実際はなかなかな笑い上戸なところがあります。
自分の笑いの沸点の低さは自分自身結構気に入っています。
花粉が猛威をふるい、もはや「香り」が全くわからないため喫茶店にはしばらく行かないのですが👃
お茶好きにとって香りが楽しめないこの季節はまさに地獄の季節です。
いやぁ…笑った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?