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鈍行列車大正解♪と観られなかった映画。

昨日は都会のクリニックまで、鈍行列車を利用しました。
さすがに途中から乗り換えなのですが、乗り換え後の寿司詰めまではほとんど貸切状態でゆっくり電車に乗れました。

カウンセリングは未だにPTSDの治療の前段階、基礎部分です。
まず自己肯定する練習として自分の身体を擦るという宿題を出されました(笑)。
そもそも、PTSD治療以前に自分のことを「受容すらできていない状態」です。
強迫症で手洗いが止められないことも悩みのタネです。
普段話し相手がいないため、訪問看護を受けることを考えているのですが、ワンルームの私の部屋に他人を入れるのは容易ではありません。
どうなることやら。

実は、都会ついでに大手シネコンでは上映していない「一月の声に歓びを刻め」という性被害者が罪の意識を持ちながらも強く美しく生きていくというテーマの映画が観たかったのです(他の罪の意識をもつキャラクターも出てきます)。
監督さん自身の体験を映画化したものらしくて、こういったことを語ってみえました。
「罪の意識を感じながらも、生きているって美しいんですよ」。


「わ…わたしも美しく生きているのだろうか…」
と恐る恐るでいいから観てみたかったのです…。

田舎では上映していないため、都会で観るしかありません。

しかし、上映している建物の最寄り駅までの切符が買えませんでした。

怖くて、券売機のボタンが押せませんでした。

フラッシュバックに耐える自信もありませんでした。



トボトボと券売機から遠ざかりました。


観たい…
怖い…

観たい…
怖い…


DVDがでたらレンタルしようかな…
プレーヤー買わないと観られないけど。

自分が大声を出してしまったら、泣き出してしまったらという不安も大きかったです。


私、もう少し強くなってから観よう。


最近よく泣くので、花柄のハンカチを買いました。
ハンカチも手持ちのものはボロボロになってきました(苦笑)。



カタタン…カタタン…

帰りの列車は人が少なくて。


いつか外せるのだろうか…防寒以外の手袋を。


でも、トラブルもなく鈍行列車でクリニックまで出向いた私は充分頑張りました。

張り詰めながらも、頑張って出向きました。


いまから、自分を擦る練習です。




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