エレベーターに駆け込むと、ブザーが鳴った
「すみませーん!乗りまーす!」
エレベーターに駆け込むと、ブザーが鳴った。降りようとしたら隣のイケメンが「あ、僕は2階なんで、歩きます」と言って笑顔で降りた。イケメンは心までイケメンだった。それでも鳴りやまないブザーが、私がイケメン以上に重い事実を、残酷なまでに周りに告げていた。
【天秤エレベーター】
※140字以内の小説でした
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