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小松菜のストゥファート(蒸し煮)で青菜をたっぷり食す。ほうれんそうのゆで方もこれでOK!

にんじんの次は小松菜をご紹介します。
すぐに使える緑黄色野菜が冷蔵庫にあればいいな。味が強くついていないやつ。その日の気分で応用が効くやつ。にんじんと青菜があれば安心です。

小松菜は水を張った洗い桶に入れて、土を洗い落としながらほぐしていきます。ざっくり水を切り

フライパンへ。水がついていて大丈夫。ハサミで切ります。

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油を小さじ2と水を大さじ4=60ml。昆布を1×10㎝はさみで切って入れます。昆布が小松菜の味を引き上げてくれます。
野菜の甘さを出すために高温で蒸し煮します。
油を入れるから水分だけの蒸し煮よりしっとり、そして、ビタミンAとEをしっかりとれるように。

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油はキャノーラでもこめ油でも。焙煎香のないごま油でもOKです。

蓋をして強火にかけ、沸騰したら混ぜて、3分ほど蒸し煮します。
やわらかくなれば、蓋をとって加熱します。

蒸し煮を通り越して、軽く焼く感じまで。水分が少なければ、保存が効くからです。冷蔵庫で3日は大丈夫です。冷凍もできます。

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↑まだ水があります。これがなくなるまで加熱したら出来上がり。小松菜の甘さ、ほろ苦さ、青菜の味が凝縮されます。

⭐️この小松菜が冷蔵庫にあればできるもの

+味噌+とろろ昆布+お湯で 味噌汁
+にんじんの蒸し煮+小さく切ったじゃがいも+サラダチキン+スープジャーでスープ弁当
+シーチキンと合わせて
+しらすやちりめん山椒と混ぜてあえもの
=それをお豆腐に乗せたらメインディッシュだ!
+卵に混ぜて卵焼き。味付けは粉チーズもいい。じゃがいもも入れてスペイン風のオムレツにするのも。

昆布じゃなくて、塩のようにひとつまみ入れて使う顆粒スープでもおいしくできます。私は他の料理への展開が楽なので、ほぼほぼ昆布です。
私はこの蒸し煮を雪菜で作るのも好き。

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上は鮭そぼろを、下はちりめん山椒と和えました。塩分を入れていないので、しっかりした味の缶詰めなどと合わせやすいのです。

私はほうれんそうも、この方法で茹でています。

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今が旬の縮みほうれんそう。わざわざハウスを換気して冷たい空気を入れて縮み上がらせ甘さを凝縮させます。


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水に浸けたら茎を縦にハサミで切って水の中で振れば土はたいていとれます。フライパンに入れます。

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強めに塩をして、葉を重ね入れ水は大さじ4=60ml入れて蓋をします。

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大丈夫です。沸騰して甘い香りがたちます。そうなれば蓋は閉まります!蓋を開け、さっくり混ぜて再び蓋をして3分待ちます。

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茹で上がりました!余分な湯を捨てましょう。
粗熱が取れたら絞ります。ハサミを縦に入れて食べやすく切ると使いやすいです。ちょっと食べてみてあくが気になるときは、さっと水を通してから絞ります。

この季節、やわらかくて甘さと味がしっかり出た青菜の味を楽しんでほしいです。


スープ作家の有賀薫さんが、油を使う蒸し煮で小松菜をスープに仕立てていらして。同じ方向だー(嬉)。東京の小松菜はほっかいどーのそれより、やさしい風情だと写真を見て思いました。

よかったら、こちら、にんじんの蒸し煮も見てください。


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