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ほっかいどう暮らし143 幌加内町 穴子天そば

今年の春からご近所の飲み友達のコーイチさん(50代初め)とゆういちさん(40代後半)と僕の3人で「道の駅スタンプラリー巡り」をしています。

10月も後半の週末、おじさん達と僕、それとうちの妻の4人でお酒を飲んでいた時のこと。

同じく道の駅のスタンプラリーを回っているコーイチさんの職場の後輩から

「美深の道の駅で、賞味期限が近い『美深産キャビア』が安く売られています」

との情報が送られてきました。

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コーイチさん 「おおっ1万2千円のキャビアが8千円だってっ!!」

ゆういちさん 「それは安いっ!!」

妻 「キャビア食べたことないっ!買ってきてっ!!」

と盛り上がる3人...。そこで僕

安くないからっ!1万2千円が8千円になっているから安く思えるだけで、ほんのちょびっとのキャビアに8千円も出す気かっ!落ち着けっ!!」

と言ったら

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...。

そこで次の週の日曜日に行けば賞味期限にギリギリ間に合うからと、スタンプラリーついでにキャビアを買いに行く事になりました。

当日はまだ暗い午前4時に出発。

車載テレビから流れる「テレビショッピング」にツッコミを入れながら、まず向かいましたのは一度見てみたかった

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下川町 万里長城

町民と全国のボランティアがひとつずつ積み上げたもので

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全長2Kmにもなるそうです。

せっかくなので僕が

「コーイチさん、上から顔出しなよ。写真撮ってあげるから」

と言ったら、コーイチさんが走って行って階段を上り

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余計な事をするんじゃないよっ!!

そこからさらに北上し、やって来ました美深町

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道の駅 びふか

スタンプラリーのスタンプを押して、キャビアを探したのですが

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ないっ!売り切れたかっ?!

諦めきれないゆういちさんがお店の方に聞いてみたところ、すぐ近くの「びふか温泉」にまだあるかもしれないとのこと。

そこで向かいましたのが

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びふか温泉

受付のカウンターで聞いてみると

「キャビアは賞味期限が明日までなので、店頭から引き上げました。賞味期限にご了解いただけるのでしたら8千円でお売りできますよ」

と言われました。そこでゆういちさん

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はっ?ふたつ?!

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1万6千円のお買い上げ。4人で割ったら1人4千円...。

その後「親にも挨拶していかないと」と言って、同じ敷地の中にある

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「チョウザメ館」に寄りました。

そこからは国道を南下し、名寄・士別・剣淵の道の駅に寄り幌加内町へ。

幌加内町は「蕎麦の生産量日本一」の町。冷涼で温暖差のある気候を活かした風味豊かな蕎麦は全国的にも有名です。

蕎麦好きの僕としては、「いつか幌加内町で本場の蕎麦を食べてみたいな」とずっと夢見ていました。

幌加内町の道の駅「森と湖の里ほろかない」でスタンプを押したところで僕が

「ちょうどお昼だし、幌加内の蕎麦を食べよう」

と言ったところ

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名寄の道の駅でシュークリームを食べ、士幌では「ジンギスカンコロッケ」を、剣淵の道の駅でも「焼きたてメロンパン」を食べていたおじさん達

ゆういちさん 「ん~、何だかお腹がいっぱいで...」

コーイチさん 「俺も、まだお昼ご飯はいいかな」

と言う。

いやいや...せっかく幌加内町まで来たのに...

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という事でやって来ましたのは

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幌加内そば 雪月花 さ

こちらも人気の店のようで、僕たちが受付名簿に名前を書いたところで

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品切れに...危なく今回も「食べられないパターン」になるところでした。

小上がり席に案内され、オススメされたのが幌加内町にあります日本最大のの人造湖「朱鞠内湖」のわかさぎを使った『わかさぎ天ぷらそば』

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かなり気になったのですが、ここはメニューの写真にインパクトがあった「穴子天そば」を注文。

待っている間に「キャビアをどうやって食べるか」と言う話題に。

なにしろ一度も食べたことがないもので、「白身の魚に乗せてみる?」だの「チーズに合わせてみる?」なんて言い合っていたら、コーイチさんが

「せっかく2瓶も買ったんだから

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いやいや、コーイチさん。そんなに量ないからっ!!

結局シンプルにクラッカーに乗せて味わってみようということになり、うちの妻にクラッカーを用意してもらうようメッセージを送っておきました。

そんなことをしているところへ、やってまいりました

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穴子天そば

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やはり生産量日本一の幌加内そば、よい蕎麦の香りがしておいしいです。地元で食べると、より美味しく感じられます。

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大きな穴子の天ぷらは、汁に浸して味が染みたところも美味しいのですが、上の方の衣がサクッとしたところもおいしい。

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蕎麦湯もいただきました。蕎麦の本当に良い香りが楽しめます。

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ごちそうさまでした。あぁ、ひとつ夢が叶いました。

さてその後は、帰り道にある道の駅を2つほど寄ってスタンプを押して帰りました。

家に帰ると妻がクラッカーを用意してくれていたので、そのままキャビアパーティーへ。

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美深キャビア

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思っていたより少ないですが、むしろ高級な感じがします。ワクワク...

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開封っ!!

「4人で2瓶ならけっこう味わえるな」と思っていた所へ

「キャビア買ってきたんだって?」「どれどれ」「キャビア食べた~いっ!!」と言って奥さん達や子供たちまで集まってしまい、さらにコーイチさんとゆういちさんが調子に乗って「食べな、食べな」と大盤振る舞いしたもので...

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僕の分...。

いやいや、たったこれだけじゃ...

味わからないから~~~っ!!

おしまい

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