読書をしない人に未来はない。
まだ20代前半のころに読んで衝撃を受けた。

確か明治大学の齋藤 孝先生の本だったと記憶している。
それから本に投資をするようになった。
一時は貪るようにビジネス本を買ったものだ。

もちろん本の投資で
数えきれない失敗をしてきた。
タイトルのキャッチコピーに
惹かれて購入したものの、
中身が自分の心にまったく響かなったり、
本棚に置いたとたんに
興味が薄れてしまう本も数しれずである。

今まで読書習慣があまりない人、
最近本を読む時間がないなぁ
と感じている人はぜひ
最後まで読んでいただきたい。

ここでは小説を読むといった
娯楽としての読書ではなく、
自己成長のためのインプットとしての
読書を挙げる。

今回は年間200冊以上の読書
を実践し続けている凡人
サラリーマンほーりーが
その極意について伝えていく。

株式投資よりもまず読書に投資をしよう

2024年から新NISAが始まる。
まぁ簡単にいうと非課税の投資枠
が拡大され、
我々サラリーマンにも
投資が身近になるというものだ。

最近の物価高もあいまって
若者でも少ない貯金を
投資にまわそうと積極的に
口座を開いているという。
いいことだと思う。

ただ実際に株式投資を始めようとすると、
素人はいくつもの疑問が生じる。

•どこの証券会社を選べばいいのか。
•少ない資金でどこの銘柄に
投資すればいいのか。
•積立する金額は一括なのか
長期でコツコツやるのか。

こういった疑問を持つとまずは
グーグルで検索しようと
する人が大半だろう。

しかしながら、いつの時代も
ネットの情報は玉石混交で
ある。ポジショントークの内容であったり、
偏見の塊であったりする。

せっかくNISAに興味を持ったのに、
ネットの情報を鵜呑みにして、
「FXや仮想通貨のほうが
簡単に稼げるじゃん」なんて
思ってしまった日には
目もあてられないことになる。

本はある程度は出版社の方で
世に出せるコンテンツで
あるかどうかのチェックが入るの
と著者のバックグラウンドが
はっきりしているので
情報の質の担保がしやすい。

さらにネットの断片的
な情報よりも特定のテーマで
体系的に学ぶことができるの
も大きなメリットといえよう。

株式投資をする前に
本屋に行って「投資」しよう。

まずは同じテーマの本を3冊読んでみよう

自分が学ぶべき本があったら、
まずは比較的支持されている同じテーマの本を最低3冊読んでみよう。

NISAをはじめとする投資
に役立つ本を挙げてみると、
※実際にほーりーが購入し、
役に立った本です。

これらを全部購入しても、
5,000円～6,000円程度と
いったところであろうか。

「同じような内容が書いてあるかも
しれないのに、買わなきゃいけないの」
そんな反論が聞こえてきそうだ。

ここで強調しておきたいのは、
その同じような内容があなたが
身につけるべきエッセンスだ。
複数冊でポイントとして
指摘される知識はあなたが実践すべき
汎用性が高いスキルであると思っていい。

なかなか1冊の本だけで身につけようとすると、ネット記事と同様に知識が
偏ってしまうリスクが生じる。

１冊1500円の投資を怠ってはいけない。

仮に本で最低限の知識を得ずに、
インフルエンサーに
そそのかされてFXや
仮想通貨で虎の子の貯金を溶かされて
しまっては泣くに泣けない。

いまあなたに貯金が100万あるとしたら、5,000円程度の読書投資で
その貯金を守り増やしていけるのだ。
読書で得た知識は短期的にも長期
的にもあなたの身を助ける。

これは真実だ。

知識は最高の貯蓄である

この見出しは先日読んだ
こちらの本からの引用である。

お金と違って知識はなくなることはない。
生きている限り、活用し続けること
ができるものだ。


あらためて読書の偉大さを知ることができた。
他にも読書をするメリット
や継続するテクニックが
網羅されているので、
読書の習慣がない人はせめて
この1冊を読んでほしい。

私に読書の習慣がなかったら、
今のように年収が倍に
なるようなキャリアアップも難しかったし、
いまと同じような幸福感のある
生活をするのは難しかっただろう。

怪しい自己啓発セミナー
やギャンブルやレジャーを
する前にとにかく本屋にいって
あなたがインプットすべき
ジャンルの本をたくさん買おう。

ここで注意すること。
この「読書脳」でも
取り上げられているので
最後に紹介する。

1冊で元をとろうとしないこと。
費用対効果、コスパを重視しないこと。

この1,500円だけで
どれくらい自分にメリットを
だしてくれるのか。その発想は危険だ。

まず複数冊を読書することで、
あなたがつかむべきエッセンスを
獲得することが大事なのだ。

そこで読書で得た知識は確実にあなた
のエッセンスになる。

仮に自分に合わない本であったりしても、
いまはそれなりの値段で
フリマアプリで販売する
こともできるので、
そのリスクヘッジも可能である。
いい時代になったものだ。

読書をしない人に未来はない。
これは真実だ。
世の中で成功している、もしくは
リスペクトされる人物は限りなく高い確率で
読書家であると思っている。

ネットの情報に頼り切っていたあなたは
いますぐ本屋に行ってみよう。

今日が人生で一番若い日。
素敵な第1歩を踏み出してみよう。