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もうこだわるな、それでいい~人生やらなくていいリスト~【リーディング・ハイVol.23】

やらなくていい。
こだわりを持たなくていい。

そんなことを何回も反芻しながら
もがく日々。
同じようなことが書いてあるように
思えても、読むタイミングによって
受け取り方が違ったり、
思わぬ発見があったりする。

だから読書はやめられない。
大型連休も後半戦だ。
もうそろそろ仕事モードに
しなくてはならない。
少しずつギアをあげるために、
手に取った本はこちら。

ソニーミュージック、ワーナーミュージックに計15年間勤め、プロデューサーとして、20回のオリコン1位、配信を含めると10 度を超えるミリオンセールスなどを記録した四角さんの著書である。

自分自身をお仕事モードにするために、
じっくり読みました。

リーディング・ハイとは



「リーディング・ハイ」とは、
「ランナーズ・ハイ」を
ヒントにした造語です。

長時間走りつづけることにより、
ランナーが多幸感や高揚感を覚えるように、
読書を継続して、ポジティブな感情や
成長につながる実感を得ている状態

いいます。

そんな実感をnoteでご紹介する企画。

では引用からいってみましょう。

【引用その1】逃げ道は作っていい

会社という狭い世界、業界という閉鎖的な人間関係で、精神的に追い込まれないように、いつも外の世界に、「好きなことでつながれて、心許せるライトな人間関係」を確保していたことが助けになっていた。 

いわゆる拘束時間が長かったり、勤務時間が
不規則な方にありがちなケース。

ブラック系と呼ばれるところに
お勤めの方はこういう傾向があるように
思います。

何もかも、24時間仕事中心にその人間関係で
まとまってしまって気がつくと追い込まれて
しまっている。

はじめは、仕事がうまくいっているうちは
いいのですが、長いキャリアです。
息切れすることもあるでしょう。

そんな時に会社、家庭とさらにもう一つ
の場所を作っておくのはありです。
この引用にあるとおり、「外の世界」
で好きなことでつながれる人間関係。

たとえ、会社・家庭でつまづいたとしても
気分転換やリカバリーができる場所が
あることは、長いキャリアにおいて
重要だ
と思います。
サードプレイスなんて呼んだり
することもありますね。

この記事で紹介している「ビジョナリー
読書会」が私にとってはその
サードプレイスのひとつです。

【引用その2】味方はひとりいればいい

今思えば、「ただの仕事」として広く浅く、たくさんの人の協力を得るよりも、 最初はひとりでいいから、心から本気になってくれる人と一緒に始めるほうがうまくいくと、本能的にわかっていたのかもしれない。

チームで仕事をしている以上、
みんなをまとめなきゃいけない。
みんなに支持され(好かれ)ないとうまく
いかない。
そう思いこんで、各メンバーに過剰に
気を使いすぎているリーダーをよく見かけます。

ただ私の経験上でもいわゆるサブリーダー的な
ポジションの人がキーマンになっていて、
その人と十分なコミュニケーションが
取れていれば、案外うまくいったりするもの
です。意外にリーダーが何もかも出しゃばって
思わぬ副作用を生んでしまうケースも
見てきました。

あなたが本当に仕事を進める上で
キーマンになる人は誰ですか。
まずはそんな足元から見つめなおしてみたい
ですね。

【引用その3】イビツなままでいい

生きるとは、一生をかけてあなただけの「本来のイビツな形=あなたの内に眠るアーティスト性」を 磨き続けること。周りの目や、同調圧力に負けず、その「美しきイビツさ」を命がけで守り抜いてほしいんだ。

年齢を経れば経るほど、頭が固くなって
いきます。そして長い物に巻かれることが
「結果的に」サラリーマンとしては
正解だったという生き方があったことを
否定するつもりはありません。

ただ筆者のような40前後の世代は、
それで「逃げ切れる」世代では
ありません。

同調圧力に屈することは長い目で見たときは、
大きなリスクになりうる。
そうあらためて気づかせていただきました。

本日のリーディング・ハイ

この年齢になってくると、
どうしても周囲を伺い、気を使い
「自分を殺す」場面が出てきます。

それをよしとして生きるのも人生。
ただその選択をして後に後悔するのも人生。
自分の内なる声に従って
行動を起こしていきたい。

そう気持ちを新たにできる1冊でした。


最後にお知らせ


今回のリーディング・ハイは
いかがだったでしょうか。

少しでも参考になった方は、
スキ、フォロー、コメントお待ちしています。

またリーディング・ハイで取り上げた本は、
私が参加しているコミュニティのビジョナリー読書クラブの読書会にて発表しています。

「ビジョナリー読書会」とは、本というツールを使ったコミュニケーションを通じて思考を深め、視野を広め視座を変え、気づきから行動に繋げるための読書会のこと。

私は、読書のアウトプットの場として、
活用させて頂いています。
本を読みっぱなしにしている方は、
ぜひ一度ご参加ください。お待ちしております。

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