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28.プライドと自信の違いとは?プライドを自信に変える方法


自分と向き合っても腑に落ちない"何か"があった

生きづらさ、HSP、繊細な性格、過去のトラウマ、飽き性、自分のコンプレックス等、自分と向き合い続けて、
原因に関して、なぜと深堀りし、頭の整理をしてきた結果、
自分の置かれていた環境によって培われてしまった偏見、常識、思い込みが邪魔をしていると思い、
歴史や文化、宗教についても学びながら、頭の整理をしてきました

自分の置かれていた環境を再度思い出して、自己受容できるようにトレーニングしてきました

でも、何かまだ腑に落ちませんでした
偏見、常識、思い込みを捨てられ、自己受容できるようになったとはいえ、
まだ振り回されてしまう事があったり、まだ少し自己の確立が不安定を
感じる事がありました

ずっとそれが何かを考えていて、
その「何か」を感じるタイミングは、新しい事に挑戦している時だと、
最近語学学校に通い始めて、気が付きました

少人数であれば問題ないのですが、
皆の前で、わからない事を質問するのをなぜか躊躇ったり、
皆の前で、自信のない事を披露するのがなぜか恥ずかしかったり、
自分よりできないと思っていた人が、自分よりもできていたり、理解をしていると感じると、とても焦ってしまったり、
なぜかそういったタイミングで何か自分の自己がぐらつく時があると感じました

頭では、
わからない事を質問する事は恥ずかしい事ではない、
自信が無くても、上手くいかなくても、恥ずべき事ではない、
むしろ挑戦しているから失敗している、
自分よりできるかできないか、判断している事がそもそもの間違いで、
仮に周りの人と比べてできていない様に感じても、焦る必要は無いと、
頭でどれだけわかっていて、何度も自分に言い聞かせても、
どうしても上手く自己コントロールできない部分がありました

ずっと原因は、内向的だから、繊細だから、シャイだからと思っていました
内向的なのであれば、努力では治せないし、苦手な事として諦めるしか無いかなと、
努力をしない言い訳になってしまう事がありました

でも、内向的であれば、本来は自分のペースでコツコツ進めるのが得意なはずであるのに、
周りと比べて焦っている自分に違和感を感じていました

内向的で、繊細で、シャイだからだけではない、何か別に原因がある気がしてなりませんでした

そして、その「何か」は「プライド」であると、最近気が付きました

プライドの影響

自分の持っていたプライド

プライドが自分の事を邪魔していると思い始めてから、
自分の中にあるプライド書き出してみました

・負けたくない
・周りと比較して、出来ない自分が恥ずかしい
・失敗する事は恥ずかしい
・変な発言をするのは恥ずかしい
・泣いたり、弱みを見せる事はかっこ悪い、舐められる
・すぐ人に聞いたり、他人に頼ることはダサい
・知らないと事は恥ずかしい
・早く出来ないと意味がない

こういったプライドが原因で、
周りに負けたくない、
周りと比較してできてない事が恥ずかしい、
失敗する事は恥ずかしい、
仮に出来ていても、周りよりも遅いと、悔しいといったプライドが邪魔をし、
新しい事に挑戦する事が苦手でした

また、分からないと素直に言えず、
変な発言をして周りから笑われるのが嫌で、
周りを上手く頼れず、
自分の醜い部分を直視できず、
新しい事を始めて、上手くいかなくなると、
また違う新しい事に手を出してしまっていました

上手く出来なかったり、なかなか結果が出ないと、
焦ってしまい、1人で勝手に自滅することもありました

負けが見えてくると、最後までじっくり取り組まずに投げ出してしまったり、
今行っている事をやめて方向転換する事を逃げと捉え、合わない環境でも我慢し続けてしまった事もあります

そして、そんな想いをしない為に、
自分の得意な事だけ極め、そもそも新しい事をしなければ良いと、
自分のできる事だけやっていたら、だんだんできる事が少なくなってしまいました

何もかも上手くいかなくなってしまい、
自分に自信が無くなり、自己否定を辞められ無くなり、
負の連鎖で、更に殻に籠る様になってしまいました

プライドが形成された原因

過去を振り返ってみると、小学校4年生の時点では既に自分のプライドは高くなっていたと記憶しています

習い事のピアノで、コンクールでは自分の好きな曲を弾けたのですが、
皆が知っているクラッシックの名曲を弾きたがっていました
有名曲が弾けて、すごいと言われたかったんだと思います
自分は子供らしい曲では無く、こんな大人で、有名な曲が弾けるのだと、誇示したかったのだと思います

幼い時から、プライドでガチガチになってしまっていたのは、
自分の性格や個性に加え、
幼少期の家庭環境、両親の影響が大きいのではないかと思います

noteで整理した過去の自分の環境と照らして、自分の中のプライドを振り返ると、
・負けたくない
・周りと比較して、出来ていない自分が恥ずかしい
 →兄とずっと比較されて来た為に、個性や個人差、経験を無視して、
  安直に誰かと比較する癖がついてしまった

・泣いたり、弱みを見せる事はかっこ悪い、舐められる
 →泣くなと感情に蓋をされて来た
 →親が非常に厳しく、甘えさせて貰えなかった
  辛くて休みたくても、熱や風邪など体を動かせない様な体調不良でない限り、
  メンタル的な理由では休ませて貰えなかった

・すぐ人に聞いたり、他人に頼ることはダサい
 →「ちゃんとしなさい」とよく言われ、ダメな自分をちゃんとしようと頑張っていた
 →自立して何でもできる様に育てられた
  ダメな部分、弱い部分があって良いと、認めて貰えなかった
 →親自身もプライドが高かったり、完璧主義な傾向があり、
  その判断基準で躾けられてしまった

・知らない事は恥ずかしい
・変な発言をするのは恥ずかしい
 →分からない事を素直に尋ねると、「そんな事もわからないのか」とよく父親から言われていた
 →間違った言葉や言い回しなどを書くと、言葉遣いにうるさかった母親からはよく「日本語が変」、「外国人みたいなに日本語」と指摘されたり、怒られていた
 →学校等で、周囲から笑われた経験と自分の恥ずかしがり屋な性格で、殻にこもってしまった

・早く出来ないと意味がない
 →よく母親から、ぐず、のろまと、行動が遅いことで怒られていた
  自分のペースで進められなかった

プライドと向き合い方

原因の見当は付いても、なかなか要らないプライドを捨てる事が出来ませんでした
そして、それが自己否定に繋がってしまう事もありました

何か物事に取り組むこと自体は難しいことではありませんでした

何かを新しく始めたり、それに伴う弱さや不安と向き合うことが難しく、
これまで継続する事が出来ず、途中で挫折してしまっていました

けれども、改めて自分のこういった気持ちを感じる時を振り返ると、
何か真正面から、物事に取り組んでいるから生じる気持ちなのです

劣等感や不十分さといったその弱さは、確かに自分を不快にさせるけれども、
遅れている、負けていると感じてしまった時、
成長し学んでいる途中」と捉えれば、もう少し気楽でいられるのかなと思いました

また、プライドの負の側面ばかりに目が行ってしまっていますが、
このプライドがあったから、頑張れた事もこれまでありました

負けたくない、周りと比較してできていないと感じたから、
無理をしてでも、必死に努力した自分がいます

泣いたり、自分の弱さを出さなかった事で、
仕事で、男性社会でも、対等に話をしてもらえた部分もありました

人にすぐ頼る事はダサいと思っていたから、
自分の頭で考えて、観察して、試行錯誤する、問題解決能力が養われました

早く出来ないと意味がないと思っていたから、短期間でより効率的に結果を出せる様に、やり方を工夫したり、
短期間で身につけようと頑張れた部分もあります

決して、悪いプライドは持たないに限りますが、そんな状況だったからできたこちもあり、プライドが絶対悪ではなかったように思います

プライドはネガティブな感情としてしか捉えていなかった為に、自己否定をしては、
心が折れてしまったのかもしれません

本質的にプライドは、良いものでも、悪いものでも無く、

良い方向へプライドが働けば、
自信に繋がり、目標を達成して前進する為の原動力となり、

悪い方向へプライドが働けば、
優越感、傲慢、独善、思い上がりに繋がり、

プライドとは、ニ面性を持ったものだったのではないかと思います

これまでやって来ていた様なプライドを「捨てる」のではなくて、
「バランスを取る」事が、
結果として悪いプライドを捨てる事につながるのかもしれないと思いました

また、プライドは自分を守る為に形成されるものと聞いた事があります

誰かと比較して上と感じないと、自分を認められないから、
他人に対してよくないプライドが働いてしまうのかもしれません

HSP気質や、不安を感じやすい自分の性格で、気を張ってしまった際、
そんなに気を張らなくて良いと言ってもらえる機会が自分にはあまりありませんでした

自分で自分を守る為に、プライドを張るしかなかったのかもしれません

本当の一流は、プライドなんか持たなくても、他人が凄いと判断しますし、
他人からの評価をすぐ求める事は一旦置き、まずは自己受容をする事で、
悪いプライドに傾くことを防ぐ事ができるのかなと思いました

プライドでガチガチになった時、自分を緩める事が難しい事があります
たまにこの動画を見て笑っては、プライドを緩める調整をしています

おススメ動画

また、悪いプライドでガチガチになった時に、戻ってくる事がありそうなので、
自分用にモモウメ貼っておきます

悪いプライドについて改めて整理してみる

出来ている人の話を聞いたり、自分の経験から、
自分がこれまで持っていた悪いプライドを頭の中で整理した事を改めて1つずつ書き出したいと思います

というのも、自分に余裕が無くなって、再び良くない方へ流れた際に、
以前自分の頭の中で感がことを再度考え直すということがありました
書き出すことで、一旦今の状態の考えを整理でき、再考する際に戻らないで済むため、書き出しておきたいと思います

負けたくない

自分の中で勝手につけている勝ち負けに意味はない
1箇所を切り取れば、勝っていたり、負けているかもしれない
でも、結局色んな部分を切り取ると、勝敗なんてつけても意味が無い

周りと比較して、出来ない自分が恥ずかしい

仮に同じタイミングで、習い事や会社に行き始めたとしても、
周りにそれについて詳しい人がいたり、
その場に来る前に独学で既にやった事があったり、
似た様な経験を持っていて、抽象化できる為、理解が早かったり、
同じスタート地点にいる様に見えるだけで、実は錯覚である事が多い
周りに関係なく、自分の出来ることを実直にやれば良い

失敗する事は恥ずかしい
変な発言をするのは恥ずかしい

取り返しが付かない大怪我をしない程度に、いっぱい失敗したら良い
失敗が許されなくなる前に、むしろいっぱい失敗して、経験を蓄えておくべき

泣いたり、弱みを見せる事はかっこ悪い、舐められる

カッコ悪くても、人から馬鹿にされても、最終的に成し遂げれば良い
それに、真正面から努力しようとしている人を笑うのは、大抵何も成し遂げていなかったり、努力でいない人が多く、そんな人無視しておけば良い

すぐ人に聞いたり、他人に頼ることはダサい

他の人に聞く事で、コツや良い情報が得られる事の方が多い
聞くタイミングは、一旦インプットしてから、インプットしながら等、
人によって違いはあるかもしれない為、自分の継続できるやり方で良い
でも、信頼できる人には積極的に聞くべき
頼らせてもらったら、自分も何か恩返しすれば良い
(べき論は嫌いだけれども、ここは"べき"だと思う)

知らないと事は恥ずかしい

「無知の知」とある様に全てを知る事は不可能と思っておいた方が良い
また、知らないことを学びに行っているから「知らない」という感情が生まれる
知っている環境にだけいれば、何も新しいものが入って来なくなる

早く出来ないと意味がない

早さを求められる場合と、早さよりも正確性を求められる場合がある
早ければ良いというわけではなく、環境毎に変わる
自分のいる環境や、目の前のやるべきことがどちらかなのを見極める必要がある


色んな意味で、自分を緩める為に、
これまでうまく処理できなかった自分のプライドと少し向き合えたような気がします

最後まで、ご精読ありがとうございました

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