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実は、子供の方が、霊的には高いところにいる

こんにちは! どんな方が私のこの長い つぶやき、文章を読んでくださってるんだろうか〜? ありがとうございます。 パソコンに話しかけて文章を作っているので、多少読みづらいです。ごめんなさいね。

今朝は、シュタイナーの著書「 自由の哲学」 を、
学徒のみなさんと朝からみんなで少しずつ読みながら考えたりしていた。
(月に1回スカイプで配信中の勉強会:真面目に関心ある方ならいつでも合流可能です)


素朴実在論者

もう こんな風に漢字が並んでる時点で難しそうなんだけど、
これは今の私たちのことを表している。

何かを理解しようとするとき、全て自分が認識しているものに例えて理解しようとするので、神様でさえ形が 想定されてある。
どの神様を選ぶかみたいに選べると言う前提になっている。
それは選べると言う事は形があると言うことだし、
違いがあると言うことなんだけれども、それが素朴実在論の基本である。

しかし、私たちは、霊的な存在であって
この体を使って、この世にいるのは間違いないんだけど
眠っている時でさえ、 頭の中では1日の整理整頓をしているし
翌日、目覚めたときには、昨日の事はきちんと隅っこに追いやられて
今日は今日のことを受け入れるスペースができているでしょう?

大人になってくると、これはややこしくなって
昨日のことを引きずってしまうと言うようなことができてしまう。
これはこの世的には優秀なんだけど、あの世的には全く使い物になってない
その点、子供たちは優秀だ。
泣いたり笑ったり、一瞬で変われる。
今笑ってたのに急に泣き出したっておかしいよね。なんて言う考え方は無い。

大人はこれがありすぎる。厄介だね。
おもちゃで遊んでいる子供はおもちゃを楽しんでいるのではないと言うことを大人たちは勘違いしている。

大人はこのおもちゃ気に入るでしょう?と思っていいでしょう!と思って買う。
見かけ で何なのかわかる子供はある程度の反応をしてくれるけど、
何を与えられてもまだ何なのかわからない。子供にとっては
どんなに可愛い絵がついたガラガラであっても、それは関係なく
実際は、自分の手でつかむことができて、自分の手を動かすことができる と言うのも確認ができる程度のことだ。


かわいい絵がついていたり、ブランドの品であったりするので、納得するのが大人だけで子供は何にも関係ない。


子供はおもちゃ(棒切れでも)で遊んでいる時は
自分自身の内側に起こっている全てのことを楽しんでいるのさ。
だから、子供が熱中しているときに声をかけてはいけない。

それは夢から覚めてしまったみたいに興醒めで気の毒なことなのだ。
ぶち壊しになってしまった場合、その世界をもう一度作り直すことはできない。

大人たちは、これを平気でぶち壊す。
私たちも私たちの周りにいた大人たちにたくさんの世界を壊されてきた。

今から生まれてくる子供たちは、私たちよりも優れていると言う事は確実だ。 

私たちは、私たちの前の世代よりも(霊的に進化して)優れているはずだ。
そうでなければ、人類は進化していかないし、世界も良い方向には向いていかないから、どうしても次から次から生まれてくる人は、優秀な人であるはずなのだ。

あなたの目の前にいる小さな子が、あなたよりもかなり優れた霊格を持っていると言うことを自覚していないと、子供に対しての対応の仕方 を間違えてしまう。


霊格は上だが人間界での生活のルールに関しては、子供はわからない。
この世に生きている限り、この世のルールは
きちんと教えてあげなければいけないね。
それが躾(しつけ)と言うことだ。


しつけをすると言う事と、子供を霊学の観点から見て育てると言う事は相反しているみたいに思えるかもしれない。


これは、 シュタイナーの著作である「 霊学の観点から見た子供の教育」
と言う書籍を読んで、深く理解してもらえばわかると思う。


今の日本では核家族化が進んでいて、お母さんたちがこんなことを考える余裕はほとんどなさそうに見える。

一部のお母さんたちは興味を持って深く学び、考えて
実は自分の子供時代もこんなんだったな〜と言うことも振り返ることができるし、今日から子供たちにどんなふうに接しようかとか、自分の同僚とどんなふうに接していこうかなんて言うことを考えることもできる。

すべては、生まれてから始まったことなんだし
どこで生まれどこで育ったか誰と一緒にいたかで、今までが決まっていたんだから
ここからどうするかをいつも考え始めると言うのは大切なことで、
今、目の前に 人にどのように接していくのか、その根本に畏敬の念がなければ
そもそもを間違えてしまう。


どの人もみんな赤ちゃんからスタートして
大切に育てられて今生きている。
オムツを替えてもらったから今がある。

いろいろなことを教えてもらったから、今日も生きていられる。
子供には自分の中で起こる世界を存分に味わってもらいたい。
大人はできるだけ余裕を持って、子供が何かしてるときに子は声をかけないでいてもらいたい。
口出し無用!


あなたより、子供の方が霊格が上だから。

こんなのありがちな感じの例

🤱なぜゲームやyoutubeばっかりしているの?
そんなことしてたらだめじゃない?
👦いや、ゲームで結構仲間ができてるからこれでいいんだよ
🤱ゲーム仲間しかいないの?学校でも友達はいないわけ?体も動かさないと!
👦ゲーム仲間だけで楽しくやってるから充分なんだけど。

🤱勉強や仕事もしてよ! ちゃんとしなさいよ!
👦 やりたいからやってるんだけど。。。う〜ん。まあ、じゃあやるよ。
(やりたくないことやっても全く身に付かない)


これはどっちが正しいかと言うよりはこの会話をした後何が残っているのかと言うことが重要で、この会話を終了した後、親と子供は非常に不愉快な印象だけが残るだけで他は何も得るものはない。
ギクシャクするだけ。

子供に気を遣えと言っているわけではない。
子供自身が自分のやりたいことを見失うほど、
親が仕切ってしまうなよと言うことね。
なんでもお母さんに聞いてから決めなさい。
それ大人に言う言葉じゃないよ。
18歳の高校生はもう大人だよね。

また、いろいろな方面からお話をするので、
興味のある方はぜひ一緒に学びましょう。
学ぶ事は無限にあります。毎日毎日私たちは進んでいくんだからね。

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まだそういうのをうまく使えてないんだけど、何か質問があったりしたら書いておいてくださったらいいなぁと思います。返事は気がついたときにします(笑)



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