雑草が面白い?

ガーデニングを
楽しんでいる友人、
三宅直人*さんは
春に咲く花々も楽しいが、
芽を出し始めた
雑草が面白いと言う。

芽生えたばかりなのに
「あ、これはあの草だ」と
思わず笑ってしまうそうだ。
ミツバは双葉が開いたら
もう3枚の葉をつけている。
その律儀さに目を見張る。

タケニグサの芽生えは
ぬるっとして波打った葉、
オランダミミナグサは
毛むくじゃらで中央の脈が
直線的で深い葉なので
素性が知れるのだそうだ。

とはいえこれは三宅さん
だからわかるのであって、
無知な私にはなんのことやら。
誠にマニアックな話だけど、
雑草好きな人にとっては
堪らないことらしい。

それでも三宅さんでも
わからない芽生えがあって、
どんな雑草に成長するのか
想像するのが楽しいらしい。
ときには雑草とは思えない
綺麗な花を咲かせることもある。

雑草素人の僕などには
“身近な雑草の芽生え”という
ハンドブックが便利らしい。
タンポポだってセイヨウか
カントウかがわかったりして、
面白いというのだ。

雑草マニアの中には
道端の雑草を抜いて
食べたりもするそうだ。
犬がおしっこをかけていたら
どうするのだろうと
僕にはとても真似ができない。

ともかくは庭に生えてくる
雑草をよくみてみよう。
普段なら迷惑もんだと
引っこ抜いてきたけど、
三宅さんの真似っこでも
今年はしてみたい。

*三宅直人さんは「ボ−ダーガーデニングと庭の事件簿」というブログを書いています。雑草のことはhttp://bordergardening333.blog.fc2.com/で読むことができます