黄のかりん

立派に黄色く実った
かりんを幾つもいただいた。
生では固く苦いために
食べられないので
かりん酒や砂糖漬け、
ジャムなどにしなければならない。

かりんは漢字で花梨と書く。
春に梅や木瓜に似た薄紅の
可愛い花を咲かせる。
その花が夏に緑の実になり、
大きく熟して冬に黄色くなる。
花言葉は「豊麗」である。

喉の炎症に効くと言われる。
中国では二千年も前から
漢方薬として用いられている。
我が家では蜂蜜漬けが重宝され、
お湯に溶かして飲んでいる。
かりん酒も嗜んでいる。

まだまだ幾つもの実がある。
レシピを見るとコンポートや
ワイン漬けなどもあり、
とても美味しそうである。
さてさて何を作ろうか。
まずはジャムにしてみよう。