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読書記録⑥そして誰もゆとらなくなった

読書好きナースの穂南です。
今日は久しぶりにエッセイを読んでみました!

読んだ本はこちら
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とりあえず面白かった。カフェで読んでいたんですが、つい笑ってしまうのでそっと閉じてしまいました。読みたいのに今読んじゃいけない。我慢して家で声を出した笑いながら読みました。

数々のお腹弱いエピソード。本当にそんなにあるの?っていうほど。笑いながら大変そうだな、お疲れ様ですと思いました。

「自分に芯がないと書いたがそれはつまりベタであると言い換えることもできる」「踊ることに踊らされた日々の中で得た学びだ」朝井さんの表現力は心地よく、うまいな〜って思わされます。だけど、嫌味がなく読みやすい。その才能分けてほしいですね。

朝井さんの本は何冊か読んできたけど、どんな人か知らなかったので(今回のエッセイでお腹が劇的に弱いのはわかった)調べてみることに。

まず同じ平成生まれということにびっくりしました。思っていたより若かったです(失礼ですね、すみません)
そして、インタビューの記事を見つけて読んでみると、これまた「この人の言葉好きだなー」と思わされました。

『言葉の器が小さくなっている』
扱う言葉が少なくなっているということは、捉えることができているものもどんどん少なくなっているはずで、そこからこぼれ落ちている情報や感情みたいなもののほうが多いはずですよね。だけど、その部分を想像する力が養われる場は増えていない気がするんです。

朝井リョウインタビュー「素晴らしき”多様性”時代の影にある地獄」

朝井さんの作品で好きな「ままならないから 私とあなた」「死にがいを求めて生きてるの」また読み返してみたくなりました。別の作品も読みたいですね。
おすすめあれば教えてもらえると嬉しいです。

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