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流血ハプニングで気づく、子どもの共感力・利他性。幼少期に少しずつ育んでいく環境設定を。

こんにちは~honaです!毎日投稿中です!

今日はハプニングから子どもの共感性、利他性に気づいた話を残そうと思います。


子どもが引き起こすハプニング。それは突然やってきます。

今日も、やってきました。それも、なんと2つも。


まず1つめ。
散歩からの帰り道、疲れたーと言う年少妹を、小1のお兄ちゃんが抱き上げて歩いてくれていました。
後ろから抱き上げて方向転換をしようとしたとき、地面のちょっとの段差につまずいて後ろ向きに倒れてしまい、抱き上げていた娘の後頭部がちょうと、コンクリートに打ち付けられてしまいました・・・!><

痛くて、びっくりして泣き出す娘。
そして同時に、その娘の様子を見て息子も、「ごめんね…」と言って泣き出しました。
2人ともなかなか泣き止まず、しばらくそこに座り込むことになり、歩き出すまでなかなか時間がかかりました…。
幸いなことに、娘の頭は傷はほぼなく、ちょっと腫れた位で済みました。ほっ。

そして家まで帰ってきて、入ろうとき、またまた事件が起きたのです。
これが2つめ。

家の手前に数段ですが階段があり、そこでいつも息子がふざけて遊んでいて「危ないよー」と言っていました。
今日も同じようにふざけていたら、なぜか後ろに階段から転げ落ちて!
後頭部と背中を強打!!!

私は階段より上のほうにいたので、息子が視界から突然消えて、本当に驚きました(´;ω;`)

頭を打っているから心配しましたが、すぐに泣き出したので、とりあえず意識があって、ほっ。
とおもった次の瞬間、頭からボタボタ・・・わぁぁー-流血しているではないか!(゚д゚lll)サーーーー

お風呂場に行って、ガーゼや消毒液などを使って止血しながら、傷口の状態を見たところ、そんなに深く大きく傷がついているわけはなく、しばらくすると止まってきて、ほっ。

息子は痛くてびっくりしてずっと泣き叫んでいたのですが、そんな息子を見た娘もすぐに「おにいちゃんが痛いよーーー!」と悲しい顔になって、泣き始めました。
その後も、息子が泣いている側で、「大丈夫?」と言ったり、寄り添ってあげたりしていました。


続けざまに起きたハプニングに焦り忙しなく対応しつつ、気づいたことがありました。
子供たちが2人とも、傷を負って痛い思いをしているもう1人の子供に対して、共感や思いやりを持っていることです。

1つ目のハプニングでは、お兄ちゃんは加害者になってしまったような気持ちがして泣いていた面あったかもしれませんが、娘の痛がる様子を見て、心が苦しい思いを感じたのは確かだと思います。

相手を思いやること、相手の気持ちを考えることは、利他性の現れだと言えます。

人間は社会的動物であるがゆえに、利他性を持っている。相手の思いやって優しくしていると、結局自分が幸せな気分になったり、周りから「やさしい人」と思われて良いイメージを持ってもらえてある意味で社会的地位を獲得したりできる、と考えられているそうです。

まぁそんな難しいことなしにも、相手を思いやれたり、相手に共感できる事は、人間関係を構築していく上で非常に重要な考え方、いうなればスキルになってくると思います。

そういった考え方の素地を、幼少期の頃から育んでいくためには、豊かな社会関係に恵まれている事が鍵になると思います。
ここでいう豊かな社会関係というのは、年齢や性別や立場、考え方が多様な人間関係にさらされることを言っています。「幼児教育と脳」著者の澤口さんが仰られているものをイメージしています。
脳科学的に、そうした社会関係が脳の発達を促すと考えられているようですが、それと同時に、というかその脳が発達する過程で、知的な部分だけでなく、人間が人間らしく生きるための能力が育まれ、そのうちの1つに「利他性」もある、というふうに個人的には理解しています。

息子の小学校は、いわゆる学年別教育なのでなかなか難しいところはありますが、習い事や近所のお友達との関係なども含めると、幼稚園に通う娘もそうですが、それなりにいろいろな人間関係の中で育てているんじゃないかと思っています。
そうした関係性が、こうやって少しでも

子供が、他者に優しく接する事は、親としてどうしても望んでしまうことだと思います。
その土台を作ってあげるのは、やはり周囲の環境です。それを整えてあげるのが、私たち大人の役割だなぁ、と改めて思いました。

ちなみに、息子も娘も既にピンピンしているのでご心配なくです~^^


では今日はこの辺で。

お読みいただきありがとうございました!



hona

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