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次男と義母とお好み焼き

今日、次男がお好み焼きを作ってくれた。
ホワイトデーに。

わたしは夕方まで仕事だった。

帰宅途中スーパーに寄った。
そこで見覚えのある頭が2つ。
義母と次男だった。

義母はウチから徒歩15秒、となりのとなりに住んでいて、わたしの帰宅が遅い日はお世話になっている。

わたしはそっと駆け寄り、少しかしこまった風に
「こんにちは」
と声をかけてみた。
「なんや、お母さんやん!」
と次男。
義母は手書きの買い物メモを持っている。

「あんな、秘密やったんやけど今日はお好み焼き作るから!
ホワイトデーに。
お母さんに。」
次男は気持ちいいほどあっさりと秘密を教えてくれた。

義母が揚げ玉の場所が分からないと言う。
「だいたい粉もんコーナーにあるんちゃうかな。」
とだけ伝えて2人から離れた。

義母と次男はともに申年。
それから第2子という共通点がある。
結構気が合っているように見える。
ちなみに辰年(年男!)の義父と、同じく辰年の長男も気が合う。

帰宅後。
18時半になっても帰ってこないので、徒歩15秒の夫の実家へ覗きに行った。
次男は慣れた手つきでお好み焼きソースをかけていた。

今日の夕食はお好み焼きと豚しゃぶサラダになった。
お好み焼きはキャベツがぎっしりと詰まっていて甘くておいしかった。
次男はモリモリお好み焼きを食べる長男を見てうれしそうだったし、わたしにも「おいしいやろ?」と誇らしげに聞いた。
「おいしい!!これならいつでも〇〇さん(近所のお好み焼き屋さんの店名)手伝いにいけるで!」
と答えた。

次男はタブレットでレシピを検索して作ったそうだ。
義母は「いまどきやなー」と感心していた。

ホワイトデーにお好み焼きを作ろうと思ってくれた次男、そしてしっかりと付き合ってくれた義母。
とてもうれしいです。
ありがとう。

夫の実家と近距離に住むようになってから11年。

正直最初は気が滅入りそうな毎日だったけれど、月日を重ね今は良い関係になっているとわたしは思っている。
もちろん相性もあるだろうけど。

子ども達にとって、親以外に頼れる存在がすぐ近くにいるということは良い環境なのだろうなあと感じた今日。

お好み焼きごちそうさまでした!

豚肉入りでした

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