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学歴

学歴って大事ですか?

この質問。
とてもシンプルだけど答えが難しい。

私は、そんなことないと思う。
学歴が全てではないと思う。

しかし、現実を見よう。
学歴で判断されることは数多い。

私も学生時代はいわゆる進学校に通い、賢いことが良いことで、そこが目指すところ。

大袈裟に言えばそういう風に学校からも言われ、周りの環境からもそう感じて育ってきた。

何故そういう価値観や考え方になるのか?

それは、そうやって習ってきたから。

もう少し噛み砕くと、

賢さが求められる社会に生きているから。

あなたが仮に大企業の経営者なら、東大卒の学生と高卒の学生。どちらを採用しますか?
おそらく前者でしょう。
なぜなら、学歴が高いから。

学歴が高いことが評価される社会に私たちは生きているし、きっとこれからもそれは大きくは変わらない。

東大を卒業したこと。京大を卒業したこと。
それは立派であるし、到底私には成し得ない。

しかし誰しも得意不得意がある。
東大や京大に合格された方は偶然勉学に才能があっただけ。
勉学に才能がなくても、芸術やスポーツ活動に秀でてる人はたくさんいる。
その他にも他人に尊敬される性格の持主など、、

人はそれぞれ得意なものがあるのに、今この国は勉学にフォーカスを当てて人の優劣を判断する。

それはいささか不自然ではないだろうか。

それぞれ得意なことと苦手なことがあってそれを補完して日々を送れば良いのではないだろうか。

きっと、大昔、それこそ、石器時代や縄文時代には各々ができることをする。
そういう生活であったような気がする。
それを無理やり一つの基準に当てはめて人を判断するから、悲しいことが起きるのではないだろうか。

もちろん前述した学歴や芸術やスポーツの才能以上に大切なことがある。

人としての心構え。

何かをしてもらったら感謝する精神。
何か間違ったことをしたら素直に認め、自省する精神。

こういう事が備わってこその学歴であり、芸術やスポーツの才能であると私は思う。

ただ、私がその考え方に至れたのはここ数年である。
それまでは、賢いことが大事!そう思っていた。

私も含めてではあるが、もっと人の根本の心の在り方にフォーカスして人と接する、人を評価する事が大事なのではないかと、、
私はそう思います。

でも人としての根本の心構えはある意味難しい。
人は誰しも楽をしたいし、ずる賢くもなる。
私もその1人。

それでも自分の行動に責任を持って、一貫性のある行動をされる方こそが本当に素晴らしい方。
そう思います。

もう一点だけ言わせて下さい。


高校や大学で学ぶ数学や英語。歴史に国語。
全て大切ではあるけれど、

それよりも私たちが実際に過ごす実社会での暮らし方。

税金や年金や贈与。社会制度。
そう言ったものにもっとフォーカスするべきではないだろうか?

高校や大学の授業や講義で誰も確定申告について教えてはくれない。
言葉は学んでも実践方法は教えてくれない。

そのくせ、単に知らなかっただけなのに、ルール違反と言われる。ルール違反で済めば良いが、法律違反で懲役や罰金となれば、たまったものではない。

知らないでは済まされないよと言われても、誰も教えてくれないのだからどうしようもない。

知らないでは済まされないなら、もっと高校などで、テストに出るからではなく生きる術をしっかりと、取り入れて教えるべきではないでしょうか?
生きていく術はとても大切だと思うのですが。。

これは私がずっと疑問に思っている事です!!

思ってることを全て綴ったら少しだけ心が軽くなりました。

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