ゆとり世代のしんがり

ゆとり世代の底辺アラサー 重度の精神障害者 ASD・ADHD(不注意)持ち うつ病患者…

ゆとり世代のしんがり

ゆとり世代の底辺アラサー 重度の精神障害者 ASD・ADHD(不注意)持ち うつ病患者  学校教育、就職・労働、社会階層に興味あり

マガジン

  • 高校受験の問題点

    現在の高校受験の制度(学区制撤廃・学力偏差値)が抱える問題を自分なりに考察しました。

  • 底辺の所感

    発達障害や重度の精神障害を抱える いわば、悪い意味でのマイノリティーである私が感じたことを書き連ねました。

  • 〇〇世代への勘違い

    各世代に対する誤ったイメージを改めてもらうため、調査・分析した内容をまとめた記事です。

  • 進学率を下げるべき理由

    大学進学率・高校進学率を下げるべき理由を私なりにまとめました。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

こんにちは、ゆとり世代のしんがりです。 noteでは、私が感じたこと、考えたことを ゆるく適当に書いていこうと思います。 文章力が皆無のため、皆様が読みやすい記事は書けませんが、是非ともよろしくお願いします。 簡単な自己紹介です。 【私について】 ・アラサー←ゆとり世代 ・大卒文系 ・会社員 ・アスペルガー症候群(ASD)/注意多動性欠陥障害(ADHD)持ち ・うつ病持ち 【興味のある分野】 ・教育(高校受験、大学受験、受験競争) ・労働(就職事情) ・社会階層(教育格差

    • 義務教育の内容すら理解できない人は高校・大学に進学すべきでない 

      自分より若い人を批判したくないが、言わせてもらう。 予想以上に基礎学力を伴っていない小中学生が多すぎる。 衝撃を受けたのだが、義務教育レベルの簡単な問題すら解けない子ども達が半分以上もいるという事実。 どのレベルの問題か、下記の画像をご覧いただければ分かる。 全国学力調査(2023年4月)で出題された 算数・数学の問題である。 (①は小6,②は中3の問題) 答えは、①はウとエ。②はエ。 ①は割合の問題で、 比べられる量÷元にする量=割合という 基本の考え方を理解していれば

      • 公立高校の中高一貫校化に反対

        最近、全国的に公立の中高一貫校が増えている。 特に東京都内の元学区トップ校・2番手校。 しかも、中学受験でないと入学できない学校が増えている。 都立でいうと、九段・小石川・両国・大泉・南多摩・武蔵など。 ここ20年間で一気に増えたのだ。 そして、1学年の定員は、中高一貫化の前と比べて半減している。 東京においては、公立のレベルが高い高校へ入りづらくなっている現状。 そもそも、中学受験には本人の努力も必要だが、それ以上に才能、環境、親のサポートに左右される。 高校受験ほど努力

        • 誰でも文武両道を目指せる考えはおかしい

          つい2ヶ月前、大谷翔平さんが結婚した。 お相手は、早稲田大学卒の元バスケ選手。 文武両道な方です。 ここ15年ほど、スポーツも出来て高学歴な若者を沢山見かける。 東大・京大卒のプロ野球選手も出てきた。 東大レベルではなくても、 有名大学卒のスポーツ選手が増えた。 昨年の甲子園は、慶應高校が優勝した。 これだけ文武両道を達成しているケースが多いと、 努力や我慢をすれば、誰でも達成できると勘違いさせられる。 確かに、少子化の影響で競争人数が減っているから、30-40年前と比

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        • 高校受験の問題点
          4本
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        記事

          将来の男性の平均寿命が二極化する

          現在、日本人の平均寿命は世界一の水準で 男性が81.5歳、女性が86.9歳。 今後も徐々に平均寿命は延びていき、 2060年の推測では男性が84.2歳、女性が90.9歳となる。 人生100年時代と言われるようになったが、皆がみんな長生きの恩恵を受けられるわけではない。 これだけ年金問題で騒がれる中、老後の貯蓄や収入が十分でない人はますます増える。 お金の問題は、健康の問題にも関わってくる。 とりわけ、男性に関しては平均寿命が二極化すると私は考えている。 興味深い記事を

          将来の男性の平均寿命が二極化する

          間違えだらけの就職氷河期世代への支援〜②被害を被ってるのは誰か〜

          今回の記事では、氷河期世代のどの属性の人が被害を受けたのかを調査する。 前提として、彼らはどんな雇用形態なのか調べてみた。 下記は、厚労省が作成したデータである。 2019年時点の統計で、正規雇用は54.4%、 非正規雇用や非労働力人口は合わせて34.2%である。 正規が少ないから氷河期世代は可哀想と一瞬思ったが、女性が含まれているから数字が低く出るのは当然ではと考えた。 男性だけなら、どれだけの人が働いているのか?下記は、年齢階級ごとの労働力率を示している。 氷河期世

          間違えだらけの就職氷河期世代への支援〜②被害を被ってるのは誰か〜

          間違えだらけの就職氷河期世代への支援〜①対象者の定義づけがおかしい〜

          4〜5年前から、ようやく就職氷河期世代への支援が始まった。 おかげで、就職のタイミングが不景気と重なるという、自分の努力では解決できない理由で不利益を被った世代がいることが広く認知された。 支援するのも遅すぎるが、支援のやり方や方針も適当すぎる。 取りあえず、支援している感がにじみ出ている。 そもそも、政府が就職氷河期世代とはどの年代に該当するかきちんと定義づけられていないことが問題だ。 国家公務員中途採用者選考(就職氷河期)の受験資格を調べてみた。 1966年4月2日

          間違えだらけの就職氷河期世代への支援〜①対象者の定義づけがおかしい〜

          就職氷河期世代だけが結婚が困難なのか〜未婚率の推移から考える〜

          前回の記事では、生涯未婚率(50歳時点での結婚経験の有無)の統計データを記載した。 私の感覚では、未婚率が10%超えたら、 結婚できない(しない)人が多いというイメージ。 このデータを見ていると、 2000年代前半10%の大台に乗る。 この時代に50歳なら、団塊の世代より少し年下の世代に該当する。 つまり、団塊までは未婚率は低く、能力や収入が高くない人(ダメな人)も、高い割合で子どもを残せた。 結果、70年代前半に第二次べビーブームが起こり、彼らの子ども達は団塊ジュニア

          就職氷河期世代だけが結婚が困難なのか〜未婚率の推移から考える〜

          現在の若者にダメな人が少ない理由〜親世代の未婚率との関連から〜

          最近の若者(20代前半)の仕事ぶりを見ていると、いわゆるダメな人が少なくて驚く。 職場でも、取引先でも、インターンの学生でも、 良く行く店のバイトでも。 そつなく仕事をこなす人ばかり。 気持ち悪いくらいに、タスクの処理能力、コミュニケーション能力、人当たりの良さ、身なりの良さ、が欠けている人を見つけるのが難しい。 人間だから同じ年代でも能力の差は存在するのだが、悪い方向での差を感じさせない。 まるで、一定以上の品質を生み出すロボットを相手しているかのようだ。 上手く仕事を

          現在の若者にダメな人が少ない理由〜親世代の未婚率との関連から〜

          偏差値が存在しなくても子ども達は困らない

          日本で中学・高校生活を過ごした人は、嫌でも偏差値を通して 自分の学力の高さor低さを実感させられる。 偏差値という言葉に、良いイメージを持つ人は少ない。中には、私のように嫌悪を表す人もいる。 ちなみに、偏差値は1957年に、科学的な進路指導を行うために、中学校の先生により生み出された。(予想より昔から存在していた….) ところで、偏差値とは何か。 自分の学力が、集団の中で上位何パーセントに該当するかを表す指標だ。 上位50%(真ん中)なら50、 上位16%なら60、上位8

          偏差値が存在しなくても子ども達は困らない

          高校受験では少数の落ちこぼれを生み出してはならない

          この記事の結論を先に言う。 高校受験では偏差値45以下は、みんな一律45で良いでしょう。 そもそも、偏差値とは、50を基準とした相対評価のため、どうしても低い数字(40台・30台)が出てしまう。 偏差値45なら上から69%、偏差値40なら上から84%の位置にいることを表す。 どの受験においても(中学・大学でも)、偏差値が低いほど劣等感を感じるが、 高校受験では、より一層感じさせるだろう。 なぜなら、高校は殆どの生徒が受験するため、同学年全体と比べられると言っても過言ではな

          高校受験では少数の落ちこぼれを生み出してはならない

          偏差値競争で勝てなかった結果、競争・序列嫌いになった

          人間は社会的な生き物だから、常に他人からの評価を意識しなければならない。 にも関わらず、私は競争や序列づけが嫌い。 正直、人間として終わっていて、どうしようもない。 ゆとり世代で、競争に晒される場面が少なかったから、競争が嫌いな訳では無い。 過去の記事でも書いたが、 私は中学受験を経験したため、小学生の頃から偏差値競争を強いられていた。 競争の結果、序列づけされて評価される苦しみを痛いほど味わってきた。 偏差値は決して低くなかったが、高い数字を取れなくて、悔しい思いをした。

          偏差値競争で勝てなかった結果、競争・序列嫌いになった

          高校受験の学区撤廃は、序列嫌いには辛い

          ここ最近でもないが、公立高校の入試において、学区制が緩和されたり(=学区が大きくなったり)、撤廃される方向性にある。 2003年の東京都での撤廃を皮切りに、全国各地で緩和や撤廃が進むが、ゆとり教育(2002年開始)と逆行しているように思える。 ゆとり教育は、過度な序列づけを良しとしない方針だが、学区制の緩和や撤廃で、序列づけが激しくなっている。 具体的に説明すると、学区内の競争から、県内全体での広い範囲での競争となる。 その結果、学区内での序列づけから、県内全体での序列

          高校受験の学区撤廃は、序列嫌いには辛い

          ゆとり世代なのに、ゆとりが無かった小中学校時代

          ゆとり教育は、私が公立小学校に通っている最中に始まった。 ゆとり世代に当てはまるのだが、小中学校の頃を振り返ると、ゆとりが少なかった。 親がゆとり教育に危機感を覚えて、中学受験をさせられて、私立中学校に通わされたからだ。 小学5年生からは中学受験の学習塾に通わされた。 中学受験するには、始めるのが遅かったので、塾に通いたての頃は、皆が既に習っている内容を一気に詰め込まれた。 泣きながら宿題を進めて、皆に追いつこうとしていた記憶がある。 塾が嫌だったが、勉強以外の体育や図工が

          ゆとり世代なのに、ゆとりが無かった小中学校時代

          納得できない苦労・我慢が嫌い

          苦労や我慢を他人に求めることは難しい。 苦労しろ、我慢しろと言ったところで、今の若い人たちはすぐに反発するだろう。 自分が好きな物事や興味のある物事なら、苦労や我慢は必要なのは分かる。 例えば、ラーメン屋を開業したい人が、毎日休みなくラーメンづくりや店舗運営の修行をする。 自分の店を持ちたい気持ちが有れば、大変なのは仕方無いし、好き好んで取り組んでいるのだから、当人も納得して苦労や我慢をしている。 ただ、嫌いな物事に対する苦労や我慢はどうか。 苦労や我慢の大切さを納得させ

          納得できない苦労・我慢が嫌い

          発達障害のせいか他人の評価をやたら意識する

          私は発達障害を抱えている。 他の人が当たり前のようにこなせる物事が出来ない。 そのせいで、悪い意味で他人と比べられる場面が多かった。 常に他人から評価されている。悪く評価されている。と考えるようになった。 私は小学生の頃から運動も勉強も嫌いだった。 だが、不器用なため、ブルーカラーの仕事は就けないから、勉強して大学へ進学せざる負えなかった。 加えて、実技科目が全く出来なかったので、勉強くらい出来ないとならなかった。 偏差値とか受験競争とか嫌いだったけど、何も出来ない劣等生

          発達障害のせいか他人の評価をやたら意識する