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少子化は社会の問題であって個人の問題ではない

ずっと自分の心の中にしまっていた考えを言語化しようと思う。壮大なタイトルだが、Twitterで見かける意見にモヤッとしてるただの一個人の考えです(笑)

私は子どもが欲しくない。理由は子どもが苦手だから、妊娠中我慢しないといけないことが多いから、自分は子育てに向いてないと思うから。そもそも、自分の顔も性格も好きじゃないのにわざわざ自分の遺伝子を継ぐ人間を作り出そうなんて考えただけで申し訳なくなる。あと自分はかなり気分屋だし被害者意識が強い。妊娠中や子育て中に「私は自分を犠牲にしてこんなに頑張ってるのに」って他者を妬んでいる自分が容易に想像つく。子どもが苦手と言っても、子どもが社会の宝物であるのは理解できるし、すべての子どもたちに幸せになってもらいたいとは思っている。だから将来お金持ちになったら養護施設に寄付をしたいという小さな夢がある。

X上で子どもを欲しがらない女性に対して非難する意見が多く見られるが、彼らとは本当に理解し合えないんだなと感じる。「子どもを産んでから1人前」って何(笑) 子どもを産まない女性を見下したいんだろうけど、ちゃんと子育てしてる父親や養子を迎えた家族に対して普通に失礼すぎるでしょ。あと自分の意思で子ども産まなくて何が悪いのかわからない。誰も女に産んでくれなんて頼んでないよ。たまたま2分の1を引いただけで「子どもを産む」という義務を負わなければいけないのは理解できない。

子どもを産まない女には価値がないのか?やはりこれについては考えてしまう。子どもを産まない代わりにバリバリ働いてキャリアを築こう!人よりも頑張ろう!とも思ったことはあるが、なぜ子どもを産まないという選択に対してそれ相応の理由が必要なのか。ただ欲しくないからという理由ではダメなのか。なぜ頑張らないといけないのか。よく分からなくなってきた。

女であることが嫌な自分、それこそまさに''女''なんだなと時々絶望する。

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