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霜止出苗

霜止出苗 
霜が終わり稲の苗が成長する

4月15日までは薄氷が張る日もあり、霜がふったりと春と冬を行き来しましたが、ここ数日で一気に春になったように感じます。
山々の眺め、目に見えて大地の変動を目にすることができます。

瑞々しい白い新芽でおおわれてたやまなみもすっかり、新緑になりました。この週末には、用水路の掃除が各地で行われました。ため池を中心に張り巡らせた用水路につながる里山稲作文化の中にある農家も、各々の農家も田づくりにいそがしくしています。


先代から脈々と受けついできた用水路の中に落ちている草や土を洗い出し、ため池を頂点に各々の水田に水を引いていきます。1日掃除をすれば、水をやすやすと安定的にひけるように耕地整理がされ今日の私たちの食生活に恩恵をいただいていますが、是非この里山稲作文化を造ってきた先人たちの労働に感謝する一日でもあってもいいなと掃除をしながら思いました。

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その里山の棚田の中にある私たちの水田は、今や 蓮華の花で満開です。多様な生物の花園となっておりますが、ぜひ癒しにおいでください。

GW明けには、蓮華たちは耕されてお米の肥料になっていきます。

山口敦史


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5月8日(土) ヨモギの新芽つみとヨモギもちづくり
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