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タイポ撲滅:ホームポジションを死守せよ!<概説と目次>

前振り

こんにちは。タイポ撲滅委員会(以下「TBI」)で委員長代行を務める翻訳ジャーニーです。
前回は、タイポ撲滅委員会と活動について概要をお話ししました。今回はさっそく、実際の活動内容をご紹介したいと思います。

今回は、最初の段階であり最も費用対効果の高い、「そもそもタイポが発生しないようにする」を取り上げます。この段階にもいろいろあるのですが、今回は作業者の手とキーボードにフォーカスした「ホームポジションの死守」というテーマでお話しします。

ホームポジションを死守せよ

一般に、左右の人差し指がホームポジション(以下「HP」)にあると、ミスタイプをしにくくなります。つまり、理想的には、人差し指がいつもHPとその周辺にあるべきです。逆に言えば、HPから指が遠ざかってしまう要素を極力減らしていくことで、タイポが発生しにくくなると言えます。

何回かのシリーズに分けて、HPの敵とその打倒方法を紹介していますが、肝心なポイントはこうです。

2割の敵をやっつければ、8割のHP逸脱を防げるゾ。

翻訳ジャーニー

たとえば、HPからの逸脱の原因が20種類あった場合、そのうちの2割に当たる4種類を解決すれば、実際の逸脱のうち8割くらいは解消できるという考え方です。残り2割の逸脱は諦めましょう。

では、具体的にどんな敵がいるのかご紹介します。防止効果の高い順に紹介します。

  1. 従来型のマウス(最強にして最大の敵!)

  2. ショートカット(便利だけどもHPの敵)

  3. 辺境のキーたち

    • 全角半角とEnterキー

    • BackspaceキーとDeleteキー

    • 矢印キー

    • その他のキー(Home/End, Page up/down など)

記事を更新するごとに上記の項目にリンクを張っていきます。具体的な対策についてはリンク先をご覧ください。

HPの死守の他には、以下のような対策があります。これらについても今後、お話ししていきたいと思います。

入力前&入力中の対策

  • クライアントごとに設定を作って簡単に切り替える

  • 使わない漢字をそもそも入力できないようにする

  • 複数の漢字表記がある場合に入力中に警告を出して知らせる

  • 表記ルール違反を入力すると、その場で自動的に書き換えるしくみを作る

  • 同音異義語に別の読み方を与えてしまう

  • キーボード操作などの改善によって生まれた時間を使って変換を見届ける

入力後の対策(後日、ちゃんと清書します)

  • ツールチェック各種

  • Just Right!

  • 印刷チェック

  • 色分け

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