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noteではなるべく本音と本当を

「はい、iOSのアプリを自分ひとりで作ったことがあります。」

「作った動機は、社会に出る前に、ひとりでものづくりをする大変さを知っておきたいと思ったためです。

それと、サマーインターンの面接がすぐそこに迫っていた時期でもあったので、なんか面接で喋れるネタ欲しいな、と思っていたというのも動機の1つです(笑)」

「僕は情報系の学部所属ですが、学部では正直勉強熱心ではなかったので、プログラミングのレベルは殆ど初心者でした。

なので、

・分からないことがあればすぐメモに言語化する
・1日の終わりに今日できたことと明日すべきこをメモに残す
・10分考えて分からないことはプログラミングのQ&Aサイト「terateil」に質問を投げる

の3点の自分ルールとして設定し、これを守り通すことで、スキルのない自分でもテンポよくアプリづくりを進めることができました。」

「結果、1ヶ月でアプリの基本的な機能を実装することができました。

この経験から、毎日コツコツと努力をすることの大切さと、ものづくりの楽しさを学びました。」

・・・


長い前置きとなりました、すみません。

僕はこの「アプリのエピソード」を、就活でたまーに使っていました。持ち玉の中では、3番手くらいのエピソードだったかな。

僕はこのエピソードも、一番使用していた他のエピソードも、ところどころ事実を歪曲した状態で面接官の方にお話していました。

例えばアプリを作った動機は、インターンの面接のネタにしようとしていたところも確かにあったけれど、本当のところは自分に自信をつけたかったというのが一番大きな動機です。

その時期はメンタルがやられてて、とにかく自分に自信がない時期で。そんな状態でふらっと意識高い学生が集まりそうなイベントに参加したら、「今度アプリづくりのイベントもやります!」という宣伝が聞こえてきまして。これだ!と。

この、なんというか、IT感があって、一見ハードルの高そうな「アプリづくり」なるものを自分一人の力で達成できれば、自己肯定感爆上がりなのでは?と思ったのが、製作を始めた本当のきっかけでした。(なので、アプリづくりのイベントには参加しませんでした)

ただ、「メンタルがやられてて」の部分を面接で話してしまうと、「どうして心の調子が悪かったの?」と、話がよろしくない方向に向かってしまうため、当たり障りのない動機を後付けで考えました。動機以外にも、歪曲した箇所はいくつかあります。


なんというか僕は、自分の過去を加工・編集して、さも事実かのように話すのが苦手ではなかったです。ただ、誇張した自分の過去を話すたび、心はもやもやしました。

けれど人生かかってるんだから、なりふり構ってる場合じゃないやろ、ということで、もやもやは無視するスタイルを貫きました。褒められたものではないですが。


noteでは、ウソをつきたくないな、と思います。ただそれを言いたいがための日記でした。


でも「本音」とか「本当」って、しっかりとした文章力がないと、正確に表現しきれなかったりもするんだよな...。

まあそこは、鍛錬ですよね。

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