著…井出綾『花あわせノート いつもの器とすこしの花で愉しむフラワーアレンジメント』
花と葉と器の合わせ方全てが可愛らしい本。
花をいけるという行為には人の手が加わってしまうものですが、まるで最初からその姿であったかのように自然な作品ばかり。
本当にお花が好きな方が書いた本だということが伝わってきます。
●ボルドー色のチューリップの茎をドラセナの葉でくるくる巻いて、花留めとしてもデザインとしてもうまく使う
●紫陽花にキボウシの葉とジューンベリーの実を合わせてお互いの色を引き立て合う
●花器の周りをハランで巻いてホチキス留めする
といった色んなアレンジ方法が載っているので、花をいける時の参考になります。
中でも、P68〜69掲載の、花や葉を枝ごとに切り分けて効果的に使えるようにする技が参考になります。
切り分けることによって、様々な表情を色んな角度から楽しめるようになりますね。
また、グラス、ジャム瓶、藤かご、鉄瓶、ケトルといった市販の器だけでなく、小枝を集めて一輪挿しを作る方法も載っているので、この本を読んでいるとDIYへの意欲も刺激されます。
〈こういう方におすすめ〉
お花が好きだから自宅に飾りたいけれど、仰々しいのは苦手で、ナチュラルな感じが好きな方。
〈読書所要時間の目安〉
1時間くらい。
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