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編著…左巻健男『図解 身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本』

 ①エアコンはどうやって快適な空気をつくっているの?

 ②電子レンジはどうやって食べ物を温めているの?

 ③バーコードやQRコードのしくみはどうなっているの?

 ④飛行機はなぜ空を飛べるの?

 などなど、なんとなく分かっているつもりでも、誰かに今すぐ正確に説明できるかと言うと自信のないことについて教えてくれる本。

 なお、先ほど挙げた例の答えは以下の通り。

 ①エアコンは液体が気体になるときに熱を奪い、気体が液体になるときに熱を放出するという現象を利用している。

 ②電子レンジは食べ物の中に含まれる水にマイクロ波を当て、水の分子のプラスとマイナスの電気を反応させることによって水の温度を上昇させ、水のまわりにも熱を波及させることで食べ物を温めている。

 ③バーコードはひとつの数字を表すために白色と黒色の線(モジュール)7本と13桁のJANコードを組み合わせていて、従来のバーコードではせいぜい20桁程度の情報量しか扱えなかったのに対してQRコードはそのバーコードを進化させ1つのコードで数字のみなら最大7089文字を実装可能。

 ④飛行機は推力(前に進む力)、重力(下に引っ張る力)、揚力(浮く力)、抵抗力のバランスによって空を飛んでいる。


 こうして改めて考えてみると、現代人は便利な生活を当たり前のように享受しているけれど、そもそもご先祖様たちが色々な科学の仕組みに気づいてそれを応用してくれたからこそ、今があるのですよね。

 わたしは「エアコンを発明してくれた人を表彰したい…」なんて思いながら、今日もエアコンをつけてそのぬくもりにホッとしました。


 〈こういう方におすすめ〉
 身近な科学技術に興味がある方。

 〈読書所要時間の目安〉
 2時間くらい。

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