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著…小坂由貴子『スウィーツな石けんの贈りもの』

 以前、同僚のお父様(70歳)が石けんを食べました。

 その石けんは、キャンディーがプリントされた箱に入れられていて、可愛らしい薄ピンク色の包み紙で個包装されていたそうです。

 中身は、この本の表紙のような見た目の石けん。

 それを同僚がこたつの上に置いて、しばらくお手洗いに行っている間に、なんとお父様がパクッと食べてしまったそう。

 同僚は「うちの父、認知症が始まったのかな?」と心配していました。

 …でも、すみません、その状況ならわたしもその石けんを食べると思います。

 だってその状況で、この見た目の可愛さなら、スウィーツだと思いますもの。

 ちなみにお父様はすぐに「甘くない!」と気付いて吐き出されたそうで、何よりでした。

 わたしもこの本で紹介されている石けんを見ていると、石けんだと知っているにもかかわらずお腹が空いてくるので、石けんだとそもそも知らずに食べてしまった同僚のお父様の気持ちが分かるような気がします。

 もしこの本で紹介されている「いちごのムース石けん」や「クグロフ石けん」や「マカロンタワー石けん」や「和菓子石けん」が目の前にあったら…、うーん、想像すると危険!

 けれど、ウットリするくらい見た目が素敵です。

 これでもし甘い香りが付けてあったら最高ですね!

 食べちゃう危険度も跳ね上がりますが。

 この本にはこうした美味しそうな石けんを作る方法が載っているので、わたしも今後真似して作ってみようと思いますが、作った後は必ず洗面所に置くことにします。

 ノーモアこたつの上!



 〈こういう方におすすめ〉
 可愛い石けんが好きな方。

 〈読書所要時間の目安〉
 30分くらい。実際に作るともっとかかります。

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