作…穂村弘 絵…酒井駒子『まばたき』
花にとまっていた蝶が飛び立った瞬間。
時計の針が動いた瞬間。
そんな、まばたきとまばたきの間に起きる小さな出来事を描いた絵本です。
どれも、今まさに世界のどこかで起きているであろう出来事ばかり。
最後に紹介されたシーンには、ゾクッときます。
ああ、確かにこれもあっと言う間だ!
…と。
残酷な事実を見せつけられます。
この絵本のページ数が極端に少なくてあっと言う間に読み終えられるのも、きっと作品テーマに合わせたのでしょうね。
全てのことは、たくさんの一瞬の積み重ね。
そして全てがあっという間に過ぎ去ります。
〈こういう方におすすめ〉
大人向けの絵本を探している方。
〈読書所要時間の目安〉
15分くらい。
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