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子どもにお願いをする時に使える魔法の言葉

皆さんこんにちは。
本好きの保育士です。
今日も子育てについてのヒントを
分かりやすくお伝えしていこうと思います

子供にお願いをする典型例

皆さんは子どもにお願いをする時
“○○しなさい”、とか
“○〇やっといてくれる”、といった言葉で
子どもを促していませんか?
人間は基本的に、誰かに強制されて動くことが嫌いです
それは、子どもであっても
いや、寧ろ子どもだからこそ露骨に嫌がります
中には、そのままヘソを曲げてしまい
全く言う事を聞かなくなったり
グズり出してしまうことがありますね

しかし、ある話術を使ってお願いをすると
子どもは劇的に話を聞いてくれるようになります

参考図書の紹介

今回、参考にさせて頂いた本はこちら


【営業の魔法】
こちらはビジネス書でありながら
ストーリー形式になっているので
初心者でも良い安いと思います
内容は、新人の営業マンの小笠原君が
トップ営業マンの紙谷さんに
営業で大切な12個の魔法を伝授され
成長していく話になっています
今回は、その中でも
子どもに使える魔法の話術を紹介します

子供への声のかけ方

その話術というのが
“二者択一話法”です
営業をされている人や
コミュニケーションの練習をされている人にとっては
もはや、お馴染みの話法ですね
読んで字のごとく
自分が子どもにして欲しい事を
2つ並べて子どもに提示して
“はい”か“yes”を選ばせる方法です
こんな感じです。

片づけると約束した時間の少し前に

“今お片づけをするのと、長い針が9になったら片づけるのはどっちがいい?”

といった感じです

前者なら予定よりも早い時間に片づけられるし
後者なら予定通りに片づけを促すことが出来ます

時と場合で使い分ける技術

ただし、何でも適当に
二者にすれば良いというわけでもありません
子どもの興味のあるもの
子どもがメリットを感じられるもの
提示するようにして下さい。
また、この方法では

“どっちも嫌だ”

という子も多いと思います
そんな時に使える方法が
“二者択一話法を咬ませにする”方法です
先程の例をもう一度上げると

“今お片づけをするのと、長い針が9になったら片づけるのはどっちがいい?”

これだと、どちらも拒否をするか
定時になっても、片づけないことがありますよね。
そこで、前置きとして次の言葉を付け加えてみましょう。

“お買い物に行くけど”
“今お片づけをするのと、長い針が9になったら片づけるのはどっちがいい?”

どうでしょうか?
“買い物に行ける”という
子どもにとってのメリットを提示しているので
子どもがより動きやすくなりますね

おわりに

いかがでしたか?
子どもだから、
子育て本に書かれている事しか使うことが出来ない
そんなことは決してありません。
子どもも一人の人間です。
使える話術はどんどん使っていきましょう!
これからもビジネス書や漫画など
色々なジャンルの本を
子育てに活かせるように紹介していきます

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