旅の記憶11:イースターのオランダ〜チューリップの絨毯

1997年、ロンドンでの最初のイースター休暇、行ったのはオランダだった。チューリップ畑を見たかったことに加え、車で欧州大陸に行ってみたかった。イギリスからフランスのカレーに抜けるトンネルがあり、そこを列車が走る。その列車に車で乗り込み、海峡を渡るシャトルというものがある。フェリーの列車版のようなものだ。30分程度で欧州大陸側につき、列車から車を走り出すと、自然に道路に乗る、ここからは右側通行の世界だ。

1番の目的はチューリップ。有名なキューケンホフ公園も良かったがー天気が良く、そこで飲んだホワイト・ビールは最高だった、公園に車で向かう道中、遠くに見える色とりどりのチューリップ、まるで絨毯のように広がる景色には感動した。

アムステルダムは、レンブラントの「夜警」、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」などを所蔵する国立美術館ゴッホ美術館など、アートの殿堂がある。ゴッホ美術館には、ゴッホが模写した浮世絵が展示され、浮世絵が彼に与えた影響を垣間見た。アンネ・フランクの家も、当時がしのばれ印象的だった。

さらに、アムステルダムから2時間強、車を走らせ(もっとも、ほとんどは妻の運転だが)クレーラー・ミュラー美術館にも行った。ここは、ゴッホのコレクションに関し、ゴッホ美術館を上回るとも言われている。

その他、運河沿いの街並み、風車、跳ね橋、間違って子連れで侵入した飾り窓地域などなど、思い出深い旅となった


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