見出し画像

バカな自分と賢い他人

なるだけ昔の自分に戻ろうと考えているのが
今の自分
感情をあまり外に出さないのが
胡散臭い自分を作り上げない

人のきな臭さを、一部の人は敏感にキャッチする

幼少期から祖父母に仕込まれた脳内は
今ではすっかり自分の思考に塗り替えた

祖父母の教えは決して間違いではなく
要領良く生きる術、処世術だった

負の感情は表に出さないポーカーフェイス
歯磨きの後、鏡に向かって笑顔の練習を重ねた
表情に変化をつけぬよう、視線の角度も習う

子どもがポーカーフェイスという
ワードを脳に刻んでいたのが、変わっている

過去の自分と違う自覚したのは、うつ病になり
泣きはらす日が続いたときだった

大人というより、少女の面影がなくなった頃から
ストレートな喜怒哀楽が言動に出始めた
積もり積もった感情のリバウンドなのかな


他人から嫌な目に遭わされると
昔のように内面で落胆のため息を吐く自分ではなく
文句の1つや2つは言いたくなる

うつ病になる前は
組織の中で協調性を必要とし、長く勤めたいから
不満を黙認するのが、わたしの普通

今のわたしは内観を出すので
優しくして欲しいオーラ、構って欲しい臭がし
自分の弱さや淋しさ、攻撃性が露呈して

そのつもりはないのに
悪口を吐き出すことで、周囲への同調を求め
「わたしって浅はかな卑しいヤツ」
いちいちアピールする必要はないだろうと


不幸な人って、他人を操作する
過剰な被害者ヅラして悲劇を綴り
一方では、陰口を叩いて他人を仲違いさせる

それを見聞きした側は
被害者ヅラしたわたしを
つい自分に置き換え、優しくしてくれ
「あの人って、僕の悪口を言ってたの!」
わたしと一緒に反目する人を責める

これって誘導じゃん

心が貧しく淋しいので
人からの注目を集め、優しくしてもらうのに
好都合な手法じゃん

人の本質を見抜けても
同情しておくのが、安泰だよ
腫れ物は腫れ物のままでも、人には実害がない

アホくさ

他人を誘導し操作し、作り上げた道を歩みたくない

闘うなら、正面切って堂々と殴りたいし
闘わないなら、心の中で
「お前なんか、マジで死ねよ」呟き、忘れ
代わりに
楽しいを収集して気持ちを埋めたいわ