うちの母子が奇特なだけで、笑ってください

ゴミ捨てや買い物などの外出、回覧板を扱うとき
使い捨てのゴム手袋をはめている

それでも、わたしは指先が冷えるので
買い物などは、ゴム手袋をしないけど
母だけは、ちゃんとしている

ワンクッションあるだけで
他人や自分が安心できるのなら
それに越したことはないと、母は言う

もちろん、店内などの屋内に入るときは
消毒を怠らない
お手洗いの際は、先に手袋を取り手も洗う
やたらと商品に触れない

ゴム手袋はすぐに捨てず
洗浄、消毒し乾燥させて
ゴミ捨てや回覧板を回すとき
玄関の掃除や庭掃除などの
軍手の下履き手袋として使う、再利用つき

回覧板は、以前から
家の中に持って入らない約束がある
母は潔癖症なところがあり、嫌がる

今までより、コストは掛かるが
他人から見て、やり過ぎなぐらいが
たとえそれがポーズにしかならなくとも
わたし達母子が満足していたら
ストレスにならず

誰かに自分達の価値観を強要することはない
他人に押しつけたら
他人がストレスを感じて、免疫力が低下する

これでも感染症に罹ったし
誰かに笑われているのは、分かっている

「清潔」と「清潔感」が異なるならば
清潔とは、除菌や消毒のことで
清潔感は、あの人はきちんと取り組みをしていると
周囲に認識してもらうことだと思う

回覧板を回すたび
「数年前は想像にも及ばなかった」

手に張り付くゴム手袋は
現在、流行中の感染症が第五類になっても
性格的な意味で、続けていくと思う
それぐらい、心理的にわたしへ安心感をもたらす