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新聞連載書籍化されました!「図書館ウォーカー 旅のついでに図書館へ」絶賛発売中♪

じゃじゃーん!青森県津軽地方で発行されている新聞「陸奥新報」で2019年11月第2週から開始の連載旅エッセイ「図書館ウォーカー」が、このたび書籍化されました。版元の出版社は日外アソシエーツです。

本書は、わたくしオラシオにとって初の単著ということになります。価格は2,530円(2300円+税)、A5判230ページです。さっそくですが、本書の特徴をいくつかご紹介しましょう。大まかには下の5つで、それぞれ細かい説明はさらにその下でどうぞ。

・紹介図書館は各都道府県47館+19館=66館(+α)
・オールカラーで写真も約280点
・図書館ウォーカーしたい人に役立つデータ掲載
・かわいい装丁
・図書館好き・本好きじゃなくても楽しめるテキスト

版元の日外アソシエーツのウェブサイト紹介ページは↓

ネットでのご購入はこちら↓

*2月には電子も配信開始!

本の特徴詳細

1)紹介図書館は各都道府県1館ずつ+19館=全66館!(さらに+α)

青森市在住なので若干北海道・東北多めですが、なるべく各地方バランス良くご紹介しています。いわゆる「図書館」に限らず、公民館図書室や図書コーナーなども含みますが、いずれも旅行者でも無料で気軽に利用できるというところは共通しています。
紹介した館は「図書館としての評価」みたいな部分とはまったく関係なく、ただ単に「旅先にたまたまあったから行ってみた」的な感じです。旅エッセイなので。

*紹介した各館のマップはもろもろの都合で掲載できなかったので、↓のマイマップでかわりに見られるようにしました。本編66館以外に別コンテンツで出てくる館もあるので、そちらもピンどめしています。購入後もご参考にしていただけます

2)オールカラー!掲載写真は約280枚!(サンプルあり)

新聞連載では白黒の図書館外観写真が1枚のみでしたが、こちらはすべてカラーで1館につき数枚と大幅に掲載数が増えました!建築や街の様子、グルメなど旅気分がより味わっていただけるような写真を選んであります。
また「自分の視点で撮る」ということにこだわらせていただいたので、掲載できそうな写真がなかった館は、再訪問して撮り直してきました(笑)
2枚(あとがきに説明)をのぞいて、すべてオラシオ撮影です。プロのフォトグラファーさん作品のクオリティとはいきませんし、天気が悪いものもけっこうあるのですが、それも含めて旅のドキュメント感を感じていただけると思います。

こんな写真↓が載ってます。どこの写真かは本を見て確かめてね♪

3)図書館ウォーカーしたい人に役立つデータがたくさん!

休館日や開館時間、住所などに加え、公共交通を使った時のアクセス詳細&独断と偏見で選んだ周辺のおすすめスポット情報も掲載しました。
僕は車が運転できないので、旅の移動は基本公共交通プラス徒歩。アクセスについてのデータは、僕が実際に訪問する時にたどったプランをもとにしているので、本書に載っている情報で誰でも最寄りの鉄道駅やバス停まで行くことができます。旅系の書籍でここまで公共交通のデータについて細かく載せたものは意外と珍しいと思いますよ。
公共交通の最寄りスポットに着いたら、あとは徒歩で自分なりに街をぶらぶらして欲しいんですね。その道すがら見聞きしたり感じたりするあれこれが、図書館ウォーカーの醍醐味なんです。

データの載せ方やページレイアウトについては、日外アソシエーツ紹介ページの「チラシ」にサンプルが載っているので、そちらを見てみてください。

https://www.nichigai.co.jp/PDF/2952-6.pdf

4)すばらしい装丁!かわいい!

装丁は僕と同じ青森県在住のデザイナー齊藤一絵(さいとうひとえ)さんにお願いしました。齊藤さんは連載のほうのロゴキャラ「図書館ウォーカーくん」を作ってくださっていて、書籍のほうでも絶対にご一緒したかった方です。本書が彼女の装丁デビューになりました。
こちらの希望通りの「アイキャッチ力」ばつぐんでかわいいデザインに仕上げてくださって感激。みなさんにもぜひぜひお手に取っていただきたいです。実はカバーを外すと表紙の「新・図書館ウォーカーくん」が歩きながら空飛ぶ鳥を眺める姿に変わっているので、ご購入いただいてぜひそちらも見て欲しいです。

図書館ウォーカーの表紙。かわいい!

齊藤さんのHPは↓

5)図書館好き・本好きでなくても楽しめるテキスト

この本は旅エッセイでありつつ、いちおう「図書館ガイド」的な側面もあると思うのですが、実は「気のおけない読み物」というフォーマットで図書館をとり上げた書籍って珍しいんです。ほぼ唯一の先例が海野弘さんの「日本図書館紀行」ではないかと。
各館のテキスト(1100~1200字くらい)では、図書館だけでなく、旅そのものや、音楽とか僕の人生観とかいろんなトピックに触れています。図書館メインになっていないところも特徴でしょうか。
時々は元・図書館員としての専門的な視点もまじえていますが、さらっと書いているので図書館に興味がない方ものんびりお読みいただけると思います。また、本書のためにコラムを4本書き下ろしています。

連載を読んでくれている友人たちは「文体が優しいから癒される」とか「コロナでなかなか旅に出られないからこそ、読み手の気持ちにより届くかも」と言ってくれています。みなさんはどんな感想を持たれるでしょうか?楽しみです。

では改めてhontoのリンクを貼っておきますね。なにとぞよろしくお願いいたします。

実はnoteがきっかけに!

という本でございました。図書館好き、本好き、旅好きの方はもとより、いろんな方に読んでいただけたらなと思っています。個人的には、この本をきっかけに図書館に興味がなかった人が少しでも関心を持ってくださると嬉しいです。

ちなみにこの本は、新聞連載「図書館ウォーカー」に関するnoteの記事↓を日外アソシエーツの編集者さんが目にとめて僕に書籍化を持ちかけてくださったことから実現しました。連載が終わってから出版社を営業行脚かなと思っていましたが、いちおう先方から出版の提案をされることもあるだろうと書いておいた記事です。

書籍化にいたったのは、このnoteというプラットフォームのおかげでもあります。ありがとうございました。

最後に。フリーランスですので、連載の取材および仕事の経費あれこれは自費です。経費に充てるお金はいつもいくらあっても足りないというのが現状です。もちろん本をご購入いただくのがいちばんありがたいのですが、それとは別に「今後の活動をサポートしたい」とか「書籍化実現のご祝儀をあげよう」と思ってくださった方は、noteの「気に入ったらサポート」↓などで投げ銭応援いただけると嬉しいです。いただいたお金は経費としてありがたく使わせていただきます。

それではみなさんもこの本を読んで「図書館ウォーカー」になってくださいね(笑)

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