「あいうえお」の本をつくる。
いつか、どこかのタイミングで「あいうえお」の本を作りたい。
言葉が生きているような、そして子どもがクスッと(あるいはゲラゲラと)笑ってくれるような本を。
そんな思いを抱いたのは、五味太郎さんの『ことばのあいうえお』という本に出会ったから。
2歳の次男が、絵本を読みながら楽しそうに笑っている。五味太郎さんの味のあるイラストとともに、「あっ!」「いたいっ!」「うまいうまい」「えいっ!」「おやっ?」などの短い言葉が並ぶ。いまほど喋ることができない頃から「ふふふふふ」と一緒に声