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若者の政治参加を促す場づくり〜CCCグループのアイデアとは〜

一昨日、僕のnoteで「フューチャーズ・リテラシーを育むためには公教育だけでは力不足、あらゆる分野を越境できる場作りのデザインが必要だ」という趣旨を書いた。

そんな中で、カルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ会社(以下「CCCグループ」といいます)が運営する「学校総選挙プロジェクト」はとても意義のあるプロジェクトだ。

CCCグループは、TSUTAYA及び蔦屋書店などの企画が知られているが、Tポイントを活用したデータベースマーケティングや、出版や不動産企画、飲食事業など多岐にわたる事業を展開している。

2011年に非上場となったが、認知度は高く、いわゆる「大企業」と呼んで差し支えないだろう。

若者の政治参加を促す上で「どのように場をデザインするか」が肝になることは言うまでもないが、こういった取り組みを、CCCグループのような大企業がチャレンジすることに僕は大賛成だ

正直なところ、「学校総選挙プロジェクト」のようなWeb投票を促す仕掛けは新しいものではない。企業や個人が何らかの形でWebサイトを立ち上げ、SNSも利用しながら若者の「声」を集めてきた。

だが、発信力が強く、TSUTAYAなど豊富なリソースを活用できるCCCグループだからこそ、他が容易に真似できない展開を行なえるはずだ。

直近のPR記事によると、現時点で「中高生の「声」をまとめた投票結果のレポート記事や、有識者へのインタビュー記事などをnote上で掲載したり、オピニオンリーダーを迎えての企画や対話の場なども提供をしていく予定」とのことだ。

せっかくならTSUTAYA全店舗をジャックして、デジタルサイネージを活用しつつ擬似投票箱のような仕掛けを作れないものか(敢えてオンラインはやらず、投票所に行く感覚でTSUTAYA店舗に動員させるとか)。

そこまで大袈裟にしなくても、CCCグループが選ぶ作品(政治をテーマにしたもの)を購入、レンタルするとTポイントが通常の5倍になるとか、そういうことはすぐにできそうだ。

何なら「CCCグループと若者の政治参加」でどんなことが企画できそうか、実際に若者を巻き込んでしまっても良い。

「メディア」としてのCCCグループの楽しいアイデア、期待せずにはいられない。

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