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映画「インビクタス/負けざる者たち」は、ネルソン・マンデラが「赦しの偉大なる力」を教えてくれる作品

映画「インビクタス/負けざる者たち」は、ラグビーの映画と思われているのかもしれないが、それは違う。

アパルトヘイトの象徴であった、南アフリカのラグビー・ナショナルチーム「スプリングボクス」の実話を通して、囚人から大統領になった故ネルソン・マンデラの偉大な思考を後世に伝える名作なのである。

内容については、ぜひ鑑賞してほしいが、私が最も印象に残ったのは、映画のシーンと言うよりも、映画を通して知った、マンデラの思考と価値観である。パラダイムと言ってもいいかもしれない。

実際に政府反逆罪で27年もの長期間、収監されていたのだが、彼の思考の根幹を成す部分は「赦し」であった。
「赦しこそが、最強の武器なのだ」と。
私もまったく、その通りだと実感する。

映画の中でも、スプリングボクスのキャプテン、ピナールは、「30年近く習慣されて、なぜ自分を閉じ込めた相手を赦せるのか!」とインスパイアされ、そこからチームも変わっていく。

今、世界中で戦火が燃え広がっているが、大国のリーダーたちは、「制裁」或いは「武力支援」という形で、余計「火に油を注いで」いる。

何故、ネルソン・マンデラに学ばなかったのだろうか・・?


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