「サルバドール・ダリ-エンドレス・エニグマ 永遠の謎-」に行ってきました
角川武蔵野ミュージアムで開催中の「サルバドール・ダリ -エンドレス・エニグマ 永遠の謎-」に行ってきました。
(公式サイトはこちら)
ダリは大好きな画家です。
ダリの絵画は抽象的で非現実的で(ダリ的には超現実になるのかな)、不思議な世界観ですが、グッと引き込まれてしまう魅力があります。
そんな大好きなダリを体験したくお出かけしました。
入口は撮影スポットになっています。
ここでもうすでに楽しい。
ダリの年表の廊下を進んだ先が、メインの展示である「体験型デジタルアート劇場」。
広い空間にダリの絵の映像が音楽とともに流れています(音楽はピンクフロイド!)。壁面はもちろん、床や柱にも360度映像が映し出されて、ダリの世界観に入り込むことができる展示です。
音声ガイドも映像と連動して聞くことができます(入口でスマホからQRコードを読み込んで使用します。無料です)。
この音声ガイドがちょうどいい長さの解説で、映像と合わせて見聞きしても邪魔にならず、良いガイドになりました。おすすめです。これからお出かけになる方はイヤホンを持参してくださいね。
この映像の広間を抜けると、ダリの言葉を記した布の展示があります。
その先は、ダリについての文章や写真、絵の展示空間になります。
ダリのモチーフについての解説もありました。
すごくわかりやすくて、なるほど!と思いましたね。知るとますますダリの絵の魅力が深まります。
うっとりしたのが、ダリデザインのジュエリーや香水。
とっても素敵だったな。
全体的なボリュームとしては多くはなく、あっさりといえばあっさりですが、デジタルアートの体験がとても新鮮でおもしろかったです。
広い空間なので、見る位置によって少し違いがあり、自分なりの楽しみ方ができるのもよかったです。私は、同じ映像を位置を変えながら3回くらい見ましたよ。
普通の、というのでしょうか、美術館の壁面に絵画が並んでいて、順路に沿って絵を眺めていく…という鑑賞ももちろん良いのですが、デジタルならではの迫力や、絵や線が動いたり消えたりといった演出はまた違った楽しさでもあります。より集中してダリの世界観に浸れた、あ、ダリの世界観を浴びた、といった方が近いかもしれません。そんな体験でした。
ダリの後はこちらも鑑賞。
見て見たかった「本棚劇場」です。
細かいテーマに合わせてセレクトされた本が並んでいて、実際に手に取って読むことができます。本好きさんにはたまらない空間だと思います。
他にも展示や本が読めるスペースがあり、外観の予想以上に広くて大きな建物でした。1日どっぷり本に浸かりたい…なんて時には最高の場所だと思います。
初めての角川武蔵野ミュージアム、とっても楽しかったです。これからの展覧会にも期待ですね。
やっぱりアートっていいな、と体感した1日になりました。
今日もありがとうございます。
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