売れない製品、売れない風俗嬢。 「ウリを伝えること」
マーケティングアナリストの星野皓太郎です。
普段はマーケティングで「売れる製品開発」について、中小企業の皆さんを中心に支援をしています。
縁あって、夜の仕事をしている女の子たちと知り合いになり、
マーケティング視点で「売れる風俗嬢」についても考えています。
なぜ、風俗嬢のマーケティングに興味があるか、
については、別でゆっくりお話しします。
売れない製品はなぜ売れないのか。
1 ナニがウリなのかわからない。
「頑張って作ったのに売れない」「広告を出しても売れない」「お店に人が来ない」・・・ こんな話をよく耳にします。
ボクは必ず、ご主人に「一番のオススメは何ですか?」「お店のウリは何ですか?」って尋ねます。
こんな場合、たいていそのご主人は「オススメは全部」あるいは、「ウリって言われても一つではない・・・」と明確な答えが返ってこないことが多いのです。
「原料と製法にこだわりました。食べていただければわかります」
こんな話も良く耳にします。
ボクは「こだわる」という言葉はネガティブに捉えています。
それは、作り手側の“独りよがり”と変わらない場合があるからです。
「見ていただければ判ると思うのですが」こんな言葉をモノの説明の時に使う人が少なくないような気がしませんか?
これも、ボクはネガティブに捉えています。
「見ても分らんから説明してほしいのに、第一声が『見ていただければ分かるとおもいます』とは何事か!」
と不快になったりしませんか?
2 ウリをちゃんと伝えること
実は、タイプが多いんです。
お店の場合、一念発起してお店を出し、自慢のメニューを作るのだから、
どんなお店にも必ず「ウリ」はあるはずです。
修行経験や業界の勉強をロクにやらないで、安直に開業する人は今では少ないでしょう。
飲食店だったら、自慢のウリとなるメニューがあって然るべきです。
けど、意外と「ウリをちゃんと伝える」ってできないのです。
「ご覧になって頂くと、分かると思うのですが・・・」
では、分かりません!
食品であれば、試食が場合、味を確かめて判断できます。
試飲や試食ができない商品を売る場合、文字や音声、動画で「ウリを伝える」ことをしないと、なかなか売れません。
良いモノを作っていながら売れない、、と悩んでいる事業者さん
「ウリを伝える」努力をしていますか?
「ウリを伝える」テクニックについては、別でゆっくりお話をします。
3 風俗嬢から学ぶ「ウリを伝える」ことの大切さ
思い切って風俗を始めても、売上が伸び悩んでいる女の子に共通な課題は、「ウリを伝える」ができていないことです。
スタイル、身長、バスト、肌、テクニック、トーク・・・などスペックの中から、自分自身が何がウリなのか、伝えていますか?
テクニックが無くても、違うウリでアピールできませんか?
ボクの知人の久美子さん(旧帝国大4年生)は、マーケティングを駆使して「脱がない風俗嬢」を確立してしまいました。
参照:話を聞くだけのサービス。脱がない人気風俗嬢の話。(上巻)|星野皓太郎 (note.com)
久美子さんは、自分のウリは「オジサンたちの話を真剣に聞くこと」として、お客さんをオジサン(中小企業の経営者や大企業の管理職が中心)をターゲットに絞り、寄り添うことに徹底しました。
久美子さんは、高身長でバストサイズはGカップ。スタイルは超ハイスペックですが、マーケティング専攻の学生である強みを活かし、ターゲットを絞り、ウリを明確にすることで、敢えて今までにないポジションを確立したのです。
写メ日記という風俗嬢が情報発信するSNSで、徹底的に「寄り添う風俗嬢」であることをアピール。デビューして2か月経たないうちに、予約が埋まる人気になったのです。
自分のウリは何か? ウリを伝えていますか?
一般事業者の方も、風俗嬢の方、売上に悩んでいる方々におたずねします。
ご自身のウリは何ですか?
そのウリを伝えていますか?
売れない製品、売れない風俗嬢はこれができていないからです。
ご自身のウリが分からない方、多すぎて整理できていない方、
伝え方が分からない方、
ウリの発見と整理、情報発信お手伝いは別途やっています。気軽にご連絡ください。
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