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3歳0カ月 ASD疑惑息子を病院の発達相談に連れて行ってみた

療育に通わせてみたり(月に1度だけであまり意味がないようにも思っている)、市の乳幼児健診にいったりはしているものの、病院で発達検査なり診断を受けるなりをしたことが無かったので、一度相談してみようかなぁと思って、今日はいっくんを連れて市内の病院に行ってみました。

お医者さまとの会話

担当してくださったのは女医さんで、年下かな?という比較的若い方でした。

「お話を聞かせてください」というので、わたしはひたすら話しまくる。
わたしが
・視覚優位性が強い
・感覚過敏はあんまりない
・睡眠障害もない
・切り替えは出来る
・言葉とコミュニケーションの能力だけすっぽり抜けている
・おそらくASDで間違いないと思っている
・ようやく言葉への反応が出てきた
・ありがちだが、この子も言葉が消える
・こども園では理解をしてもらえている
…などとつらつら話していたら、

「やけに発達のことに詳しいですが、そういうお仕事をされているんですか?」と聞かれました。
「いえ、本を読んだりして勉強しているんです」と伝える。

結果的には、
・お母さんはできること全部やっています
・医療でできるのは診断することと薬を出すことのみで、今はお役に立てないと思う

ということで、そのまま帰ってきました(笑)

診断は困っている人にだけすればいい、らしい

診断をしてもらったり、発達の遅れを検査してもらっても、その数値はわりと予測できます。

多分、言語やコミュニケーションは1歳児なみ。
身辺自立もちょっと遅めかな。
身体の発達はあまり遅れがないだろう。

でも、定型の平均的な発達をしなければならないかと言えばそうではない。
だから今診断を受ける必要があるのかも悩ましい。
そんな話もしました。

お医者さんはむしろわたしの話を聞いて、だいぶ感心していました。
「子どもさんのことをよく見てよく理解して、やれることをしっかりやってらっしゃるお母さんいませんよ。いっくんも情緒など問題なさそうですし、お母さんの努力のおかげですね」と。
しかも、
「夫も、この子は大丈夫だって言っていて、モーツアルトが5歳まで話せなかったらしいから、いっくんが6歳まで話せなかったら心配する、なんて言っていました」
という話をしたら、
「すごくいい考え方ですね!」と感心していた。

更には、「いっくんの発達については、お母さんのお考えの通りで間違いないと思います。」
とのこと。
わたしの見立てというのは、
・おそらくASDであること
です(笑)

これは診断が下りた、ということなのだろうか。笑

最終的には、なんで病院に行ったのかよくわからないことにはなったが、女医さんが丁寧に話を聞いてくれて、褒めてくれたので、とてもいい時間でした。

現在こども園に通うにあたって問題がないなら、次に医師の診断などが必要になるとしたら、小学校入学の準備の段階かな、とのことでした。

普通学級か、特別支援学級か、特別支援学校か、という判断をする時ですね。

あとは療育の方で言語療法をやってもらえるように相談してはどうか、という話をしてもらいました。

この先この子がどう発達していくかが未知数すぎて不安はぬぐえない

「世の中には小学校に上がる段階になってもほとんど話ができない言語性発達遅延の子もいるし、
3歳ごろに急激に言語コミュニケーション能力が追い付く子もいる。
今の段階では、うちの子がどう転ぶかはは予測できないんですよね…?
親としてはそれが一番気がかりです」

という話をしたら、お医者さまもなんとも言えなさそうな感じでした(笑)

そりゃそうだ。
この子が成長するのを待つしかないし、医者も無責任なことなんて言えないよね、と。

でも高機能ならさすがに3歳台で話せるようになると思う。
どうかどうか、という気持ちはどうしてもありますねぇ。

結局、「お母さんはやれることを十分やっていて素晴らしいです!」と繰り返し言っていただいて終わりました。
これでしばらく病院にお世話になることはなさそうです(笑)

でも次にまた相談するならこの方がいいなぁと思えました(*^^*)


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