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関東大震災

関東大震災から100年。
これは三浦半島に江戸期より住み着いている我が家の言い伝え。
関東大震災の時、我が家では棚から皿が落ちる程度だった。
しかし、我が家から直線距離で200mほど離れたところにあった家は全壊したという。
そして、現代、活断層の地図を見ると、その家はまさに活断層上にあったと思われた。

関東大震災が再び起きたら、三浦半島の活断層も動くかもしれない。
その時は運を天に任せるしかないのかもしれない。

運を天に任せるなんてとんでもないのが原発。
揺れる大地日本に50基以上の原発を作り、結局福島は事故を起こし多くの被災者被曝者を出した。
そんな状況にあっても、再稼働しようと、運転期間を延長しよう、新しい原発を作ろうという狂気の沙汰。
原発推進が決まってから、猛暑で電気足らないという話を聞かなくなった。
やはりあれは、原発ないと電気足らなくなるよという不安をあおるフェイクだったのだろうか?
原発なんて、環境変化によってさまざまな発電方法がダメになった時の人類生き残りのための最後の賭けだと思うのだが。
日本が再び原発事故を起こしたら、世界から村八分にされそうだ。
処理水いや、汚染水といってもいいだろう、汚染水の海洋放出は一部の国で日本を批判している。
それは政治的意図もあるのだろうが、漁業で生業を立てる人々が多い国では当然のことだと思う。
中国や、韓国北朝鮮が安全な水ですと主張しても同様のことをやったら、特に日本海側の漁業者たちは不安でいっぱいになり、反対するであろう。

核の平和利用、スリーマイルで立ち止まり、チェルノブイリで中止するのが日本の正解ではなかったのではないだろうか。

関東大震災、東日本大震災。
この間にも多くの大地震が起きている。
日本での原発は全廃炉にするのが正解だと思う。

※タイトル画像は神奈川県横須賀市の荒崎海岸。
関東大震災で荒崎海岸でも隆起が起きたとされている。
写真がその場所かは不明。
隆起し、海蝕によって不思議で面白い磯の姿を見せている。
地球は生きている証拠。
もちろん地震が起きるのも地球が生きている証拠。