シニアだけど「ECRS」を日常生活に活用してみた
どうも、シニアライフを楽しんでいるHot3DegC(ホットサンド)です。
今日は、日々の献立計画と買い物において、ビジネスフレームワークを取り入れてみた試みについてシェアしたいと思います。
私が導入したのは、ECRS(Eliminate(削除), Combine(結合), Rearrange(再配置), Simplify(簡素化)の頭文字でイクルスと読む)という手法です。
私は、この手法を使っていつも頭を悩ませる「今週、何食べたい?」にはじまり「何、買うんだっけ?」と続き「今日の夕飯なに?」からの「何、手伝えばいい?」のプロセス(物事の流れ)を見直しました!!
結果は、そこそこ満足のいく結果にたどりついて、食材の買出しや夕飯の準備を効率的かつ楽しいものに変えれたのではと思っています。
ECRSとは何か?
まずはじめに、ECRS(イクルス)は元々は製造業のプロセス改善手法 ですが、これを日常生活に応用することで煩雑な作業をシンプルにして時間を有効に使うことができます。
プロセス(物事の流れ)を改善してより良いプロセスにしてくれるものなので、製造業だけに適用されるものではなくて、プロセス全般に利用することが出来ます。
ECRSは、「Eliminate(排除)、Combine(結合)、Rearrange(再配置)、Simplify(簡素化)」という4つのステップでプロセス(物事の流れ)を見直しすフレームワークです。
プロセス(物事の流れ)の中のひとつひとつの工程や作業を、「Eliminate(排除)、Combine(結合)、Rearrange(再配置)、Simplify(簡素化)」の順番で見直していく感じです。
見直す、順番も大事で、何をおいてもEliminate(排除)出来るものがないか検討することから初めます。
排除出来るの物事の効率化を検討することは無駄意外の何もでもない
という真髄ですね!!
以前、紹介したSCAMPER というフレームワークの活用方法にも似ていますね。
ECRSでプロセス改善
以前の私は、毎週末に翌週1週間分の献立をスーパーの食材を見ながら考え、何度も食材の買い忘れることがあったり、作る際に面倒になりレシピを変更したりしていました。
そこで、ECRSを使って以下のように改善しました。
Eliminate(削除)
不要な食材や調味料を購入することを避ける。
あまり好まれていない料理を排除する。
Combine(結合)
一週間分の食材をまとめて買い出しする。
類似の食材を使う料理を週に数回組み合わせて計画する。
Rearrange(再配置)
「残り物リスト作成 → 買出し → 献立検討 → 作る」
というプロセス(物事の流れ)を
「献立検討 → 買い物リスト・レシピ作成 → 買出し → 作る」
にプロセスを再配置する。
Simplify(簡素化)
よく作る料理のレシピを簡略化する。
献立の計画にChatGpt を利用する。
ChatGPTを活用した献立と買い物リストの作成
私の献立計画と買い物の効率化への取り組みの一環として、AI技術を取り入れることにしました。
具体的には、ChatGPTを使用して、毎週の献立とそれに必要な買い物リストとレシピを作成するプロセスを自動化しようと試みました。
簡単な指示だけで、肉、魚の利用頻度と和食、洋食、中華を万全無く組み合わせて、指定予算以内におさめた一週間分の献立と買い物リストに下ごしらえと調理の工程に分けたレシピを生成することができました。
が、ひと月半ほど試してみた結果、献立に偏りが見られ似通ったレシピが繰り返し提案される傾向があり、季節を考慮されないためSimplify(簡素化)の方針変更をすることにしました。
プロンプトの良い勉強にはなったのですが……追加レシピと食材の相場に、季節感を学習させるのに時間が掛かりそうだったので、無駄な努力をEliminate(削除)することにしました。
献立計画の再構築
ChatGPTを使った献立計画の方法を見直すことにして、より多様なレシピを提供するアプリを探すことにしました。
アプリに求める機能を
レシピが豊富であること
人数構成を指定出来ること
献立に必要な買い物リストが出力できること
献立の入れ替えと再提示できること
を中心において探してみました。
その中で見つけたのが、ニチレイフーズ社のme:new(ミーニュー) というアプリです。
me:newアプリの特徴と使用感
me:newは、料理のレシピが豊富に揃っているだけでなく、家庭用の象印自動調理鍋にも対応している点が魅力です。
他にも次のような多くの機能を提供していて献立作りを格段に楽にしてくれます。
豊富なレシピ
料理のバリエーションが豊富で、主菜、副菜、主食、汁物を提案してくれます。自動調理鍋対応
象印の自動調理鍋を活用するレシピも多数あり、調理の手間を省くことができます。家族構成の考慮
ユーザーの家族構成や子どもの年齢に応じたレシピ提案を行います。食材の管理
使用したい食材や避けたい食材を設定でき、その設定に基づいたレシピが提案されます。買い物リストの一覧化と編集
買い物リストが自動生成され、編集することも可能です。献立の入れ替えが容易
曜日の入れ替えや主菜、副菜、主食、汁物ごとの再提案や追加削除が簡単にできます。
このアプリを使い始めてから日々の食事準備がずっとスムーズになったのは間違いないです!!
特に買い忘れが減ったのと食材の使いまわしやアレルギーを考慮したレシピ提案などは大いに役立っています。
だんだん、アプリの紹介になっていきそうなので、このあたりでひかえておきます……
最後にまとめると
まとめると、日々の生活を効率化するのは、AIやアプリが役立つことは誰でも思いつくのですが、そのきっかけをもたらしたり改善点を見出すためにビジネスフレームワークは有効であるということを言いたかったのです!!
フレームワークってビジネスだけでなくある物事に対して、最良の結果を得るための有効な手段の一つなので、皆さんにもより多くのフレームワークを知って活用してもらえると嬉しいと思っています。
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