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おなかに、ぐーぐー言うやつを飼ってる

最近、すごくおなかが空く。

毎日、お昼ごはんの前と帰宅途中の電車の中、1日2回はぐーぐー鳴る。
おなかが空くことが、なんだか懐かしい感覚になる。

ぐーぐー言うなんて
子どもの時の記憶。

今まで、おなかが空くという感覚も分からないくらい仕事していた。

今は、けっこう楽チンな仕事をしている。
おなかが空くことに意識を向けることができるくらい余裕がある。

おなかがぐーぐー鳴りながら、帰りにスーパーに寄って、好きな食材を買う。
おなかに、別の生き物を飼ってるみたい。

わたしは、次の日のお弁当のおかずも買う。

家で1人で夜ゴハンを食べる。
今まで1人で食べるゴハンは寂しくて、美味しくないと思っていたけど

ぜんぜんそんなことない。
めちゃくちゃ美味しい。

いや、誰かと食べるより美味しいかもしれない。

誰かと一緒だと、話しながら、ペースを合わせたり、キレイに食べようとしていたり。
食べる以外のことをやってる。

1人だと食べるに夢中になる。

くちゃくちゃ口を開けて食べたり
膝を立てて食べたり、肘を付いて食べたりは
1人でもしないし

おなかが膨れたらなんでもいいという選択はしない。

たった1人になったとき
自分に対して、品を保つ自分が好き。

自分で自分をもてなす感じ。

自分がして欲しいことを
自分でする。

なんだか、最近これがとても楽しい。


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