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毎日10個のアイデアを紙にかきだし「アイデア筋」を鍛えよう

興味ぶかい記事に出会いました。

それは、起業家でヘッジファンド・マネージャーのJames Altucherさんによって書かれたブログ記事。

彼は、『Choose Yourself!』というベストセラー本の作者でもあります。

記事では、「アイデア筋を鍛え、毎日10個のアイデアを紙に書くこと」が人生にあたえる影響についてつづられていました。

これには興味津々!

なぜアイデアが重要なのかを理解し、アイデアを日常生活に活かすことができるのではないかと感じました。

今回は、その記事から学んだことをまとめたいと思います。


アイデアは人生の通貨である

なぜアイデアが必要なのでしょうか?

それは、アイデアが「人生の通貨」だからです。

良いアイデアがあれば、それにもとづく良い経験を得る(買う)ことができます。

そして、それがさらなる良いアイデアを呼びおこし、経験もまた深まります(経験を買う)。

アイデア筋を鍛えることで、よりおおくの時間を獲得(購入)し、自分の人生をより豊かにすることが可能。

経済的な豊かさも、アイデア筋の「ランナーズ・ハイ」のような副作用と言えるでしょう。

また、この世界にいる誰もが「結果の予測」は大の苦手。

これは、天気予報士や株式アナリストといった人も例外ではありません。

しかし一方で、ぼくたちはみんな「準備」は得意。

準備が整えば、スタートラインに立てます。

そして、そのスタートラインから走り出し、懸命に努力し、結果を生み出すことができます。

アイデアはその準備の一環であり、自分自身を信じる力を養う手段でもあります。

アイデアを毎日10個かいて、アイデア筋をきたえよう

アイデア筋を鍛える方法は非常にシンプル。

毎日、紙にアイデアを10個書くだけです。

目指すのは、「どんな状況でも、たくさんのアイデアを思いつくこと」ができる状態で。

重要なのは、アイデアを10個書くという行為自体で、アイデアの質は関係ありません。

10個のアイデアが思いつかない場合は、20個のアイデアを考えることが推奨されています。

これはアイデア筋の敵である「完璧主義」を排除するためです。

20個にすることで、脳を「完璧主義」から解きはなち、自由でバカげた発想を生み出すことができます。

質は重要ではないので、バカげた発想で問題ありません。

何について書くのか?

なによりも、楽しみながらアイデアを生み出すことが大切です。

人は楽しくないことを避ける傾向にあります。

毎日の「アイデア筋トレ」を楽しむことが継続のカギです。

以下は、具体的なアイデアをうみだすためのリストです。

今日は何についての「10のアイデア」を考えるか、以下を参考にしてみてください。

  • 昨日学んだ10のこと

  • ~から学んだ10のこと

  • 時間を節約する10の方法

  • ブログ記事のアイデア10個

  • ビデオ撮影のアイデア10個

  • 古い投稿を本にする10の方法

  • 10のビジネスアイデア

  • 私が発明する10のばかげたもの

  • 私が書ける10冊の本のアイデア

  • いま抱えている問題を解決する10の方法

  • 自分が反対している10のこと(大学、持ち家、投票、医者)

  • そして、それらの10の理由

  • 自分がもっと上手になりたいと思っている10のこと

  • そして、それぞれのことをもっと上手になるための10の方法

  • 2つのアイデアを組み合わせて、より良いアイデアを考え出す

アイデアを出す前に本を読もう

この部分が、ブログ記事を読んで一番の学びでした。

それは、「アイデアを出す前に」本を読もうというもの。

Jamesさんは日常的に「10分から20分ほど」の時間を使って本を読み、そこから得たインスピレーションをもとにアイデアを生みだしているそう。

ちなみに以下のべつの記事では、「毎朝2時間ほど読書をする」と語っているので、読書時間はどんどんと変わっているようです。

とくに以下のような本がオススメされています。

・ノンフィクション(新しいアイデアを提供)
・フィクション(質の高い文章)
・ゲームに関する本(チェスのパズル)
・インスピレーションを与えてくれる本

上記の記事のなかでは、具体的には以下のような本があげられていました。
・『ジーザス・サン』デニス・ジョンソン:すべてのライターのために
・『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア:型の柔軟性を学ぶために
・『くそったれ! 少年時代』チャールズ・ブコウスキー:真実の物語をつむぎだすため
・『こなごなに壊れて』ジェイムズ・フレイ:文体が主人公の成長に合わせて変化

アイデア筋を鍛えるためには、これらのような、インスピレーションをあたえてくれる本を積極的に読むことが大切です。

半年間つづける

「アイデア・マシーン」になるには、毎日アイデアを出しつづけて少なくとも半年かかります。

この継続こそが、人生を変える力を生むもの。

Jamesさん自身も、半年ごとに人生が大きく変わったことを実感したそう。

その変化は予測困難ですが、アイデア筋を鍛えることで新たな展望がひろがり、前向きな変化が訪れるとかたっています。

おわりに

アイデアは人生のエネルギー源であり、毎日のアイデアトレーニングを通じて人生をより豊かにできます。

James Altucherさんの提案にしたがって、アイデア筋を鍛え、日々の創造力を高めていきていと思いました。

少しずつでも続けることで、半年後には人生が良い方向に変わるはず。

アイデアを書くことが、未来への扉を開くカギといえそうです。

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