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【書店さんを元気にする全国出張】福井編 5/13

本日の移動距離
金沢→福井 74km 歩数9,416歩

▼Super KaBoS 新二の宮店

▲書店員さんの熱意が出版社さんを動かし表紙になった本
どこに行っても、同じように本が売られていると思っていませんか?でも、現実は違います。たしかに本の値段が一緒ですしどこのお店で買っても同じという印象はあるかもしれません。でも複数の書店を巡って店頭を隈なく眺めると、そうではないことがわかります、書店員さんの本への愛が表現されているのです。書店員さんが本を読んで感じたことを文章にまとめた言葉が、ジャケットになるって凄くないですか?
▲思わず買ってしまいました!
このパネルの文章を読んで、本書のラストシーンを読みたいと思わないなんて考えられません。認知症をテーマにした小説ですが、「カケイさんは、今までの人生を振り返って、幸せでしたか?」人生の終盤でそう訊かれたときに胸を張れる人生を送りたいものです。帰りの新幹線で読ませていただきます。立ち上がれなくなったら、どうしよう。あ!でも東京は終点ですね。(笑)
▲『罪の声』塩田武士さんの最新作
昭和31年に地元・あわら温泉で実際にあった大火事をモチーフにしています。数年前に新潟で大火事が発生しましたが、山形県酒田市の火災も歴史に残っています。風の関係もあるのでしょうか。日本海側では大火事がよく発生する印象があります。しかしこの小説。塩田武士さんの作品でもあるし、福井で出会った本なのでいずれ是非読んでみたいと思っています。本屋さんの売り場ってやはり一つの媒体なんですよね。色々な売り場で見かけているうちにザイオンス効果が働いて買ってしまうものです。本屋さんに足を運ぶことを習慣にしたいですね!

(おまけ)自腹出張グルメ

▲ソースかつ丼とおろしそば
地元の美味しいものを知るにはタクシーの運ちゃんに聞くのが一番!ということで、駅からホテルに向かう車中できいたところ、「ソースかつ丼」「おろしそば」という意外な言葉が出てきました。僕は素直に従うことにしているのですが、お店のメニューの写真をみても惹かれるものがありませんでした。でも頼んでみて大正解!ソースかつかペラペラなのですが、独特の食べやすさと相磁歪がありおろしそばはピリリと風味がある大根おろしが出し汁によく合って飲み干すくらいの美味しさでした。

明日は、福井から岐阜を経て名古屋に移動します。


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