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鋭いインサイトだらけのHRテック

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みなさまの記事のうち、 このHRテックの記事、めちゃんこ鋭いなぁ・・・! というものをまとめてみました。 そして僭越ながら私自身のHRテック系の記事も。
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記事一覧

ChatGPT先生とともに進めるベンダー選定

どうも、おはこんばんにちは。へるどっくすです。 ChatGPT-4oがリリースされましたね。ちょっといきなり私たちの想像をはるかに超えてきましたね。シュタインズ・ゲートのアマデウス紅莉栖がもうそこまで来ています。 さて、そんなChatGPT-4oですが、ハッと気づいてしまいました。人事システムの構想策定で外せないベンダー選定。これ、ChatGPT先生とともに進めりゃいいんじゃないかって。 ChatGPT先生へのオンボーディング とはいえ、いきなりChatGPT先生を頼

プロジェクトマネジメントのおすすめ本を4つの分類でご紹介

このnoteでは、プロジェクトマネジメント(以下、プロマネと略記)のおすすめ本をマトリックス図に整理してご紹介します。 ◆変更履歴◆ 2024.05.07 初版公開 ◆今後追加予定◆ ※追加のお知らせはX(@coffee_nomimasu)にて行います ・プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本 ・プロジェクトマネジメントの本物の実力がつく本 ・驚異のプロジェクト実行術 準備編 ・驚異のプロジェクト実行術 実践編 ・プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン プロマネ本を

SHIFTさんの、数字で活かす人的資本経営。

どうも、おはこんばんにちは、へるどっくすです。 先日、SHIFTさん独自の人材マネジメントシステム「ヒトログ」とLTVの話を拝読しました。 ヒトログとLTVの話 前半は、ヒトログ開発の背景と活用方法、後半はSHIFTさん独自の人的資本経営指標であるLTVの定義と人事施策の企画方法、という構成にまとめられるかなと思います。詳細はぜひ上の記事を読んでみてください。 世間一般的に行われていること 敢えて、まずは世間一般的に行われていることから書き始めますと、人事データの収

独自の人材マネジメントシステム「ヒトログ」とLTVの話

第8回HRテクノロジー大賞『アナリティクス部門優秀賞』受賞!こんにちは、SHIFT人事の中園です。 みなさん、「HRチャレンジ大賞」「HRテクノロジー大賞」をご存じですか?人材領域で優れた新しい取り組みを行う企業を表彰するもので、ご存じの方も多いかと思います。 この度2023年に開催された第8回HRテクノロジー大賞『アナリティクス部門優秀賞』を、SHIFTが受賞いたしました! (ちなみにHRチャレンジ大賞の『採用部門優秀賞』を、障がい者雇用を行うSHIFTのビジサポチ

根拠に基づく人事施策の第一歩はストレスチェックデータの活用から

自己紹介ベターオプションズ代表取締役・慶應義塾大学特任助教の宮中大介と申します。メンタルヘルスや組織開発関連ビジネスの開発支援、人事・健康経営関連のデータ分析に従事しています。慶応義塾大学でメンタルヘルス、ワーク・エンゲイジメントに関する研究教育にも従事しています。株式会社ベターオプションズ: はじめにここ数年、「人的資本経営」という言葉が普及しています。人的資本経営を簡単に言えば、人件費や福利厚生費をコストではなく従業員に対する投資として認識して企業の競争力を高めていくこ

2年間BIツール漬けだった私が3つのBIツールを知ってわかったこと

BIツールって活用されていますか?BIツールは、企業のデータを分析・可視化し、経営や業務効率化などに活用するためのツールです。当社でも、たくさんの相談を受けています。今回は数多くあるBIツールから3つをピックアップし、概要と具体的な活用事例もあわせて紹介します。 自己紹介みなさん、こんにちは。グループビジネス推進本部システム一部の粟生山(あおやま)です。出身は石川県で、就職を機に一人暮らしを始めました。小学校から高校までの間バドミントン部に所属しており、運動をバリバリにして

「人事データ利活用原則」とは? #2 取得① 適正取得原則

みなさま、こんにちは。koei(@koei2024)です。 「人事データ利活用原則」について、note記事で整理しながら理解を深めることを目指しています。 前回は、人事データ利活用原則について注目した背景と概要、ステップ別分類についてお伝えしました。 今回は1つ目のステップ「取得」に位置づけた「適正取得原則」について理解を深めていきたいと思います。 人事データはその特性上、適正に取得することが重要です。どのような点を押さえておくべきなのか、確認していきましょう。 ※

「人事データ利活用原則」とは? #1 概要とステップ別分類

みなさま、こんにちは。koei(@koei2024)です。 人事担当の皆さまは、日々 何らかの人事データに触れるシーンも多いのではと思います。社員番号や氏名、入社日、所属、勤務地といった基本情報はもちろん、勤怠、評価、採用などなど・・関連情報は多岐に渡りますね。 人事データについては取り扱いを慎重に行う必要がありますが、どう取り扱うのが適切なのか、悩ましいところでもあります。実は、そんな悩みの際に大いに参考になる、「人事データ利活用原則」という原則があります。 私もこの

結局ATSって何使えばいいのって話よ。  日本ATS vs 海外ATS note#4

皆さんATSは何を使ってますか?? 当社ではHERPを採用させて頂いております。 私はエージェントとしても経験が長いので、いろんなATS(国内、海外)の使用経験がございます。そんな私が「結局どのATS使えばいいのか」という話をさせて頂こうと思います! 1. ATSとはATS(Applicant Tracking System)は、採用プロセスを自動化し、効率化するためのシステムです。企業はATSを利用して、応募者の履歴書を管理し、面接のスケジューリング、採用決定の追跡など、

エンプラSaaSにおける「プロフェッショナルサービス」の重要性とその理由

以前の記事で、エンプラSaaSの可能性について取り上げました。 継続してエンプラSaaSのトピックについて記事にしていきたいと思います。今回はエンプラSaaSで重要となる「プロフェッショナルサービス」という概念について取り上げたいと思います。 「プロフェッショナルサービス」とはソフトウェア企業における「プロフェッショナルサービス」とは、ソフトウェア提供に付随して追加提供するサービスのことを指します。具体例としては、カスタマイズ実装や教育・研修支援、製品サポートなどが挙げら

人事関係のEDIデータ種類

人事関係のEDIデータ種類  人事関係のEDIデータは、主に以下の種類に分類されます。 マスタデータ 社員マスタ:  社員番号、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、雇用形態、所属部署、役職、給与情報など 役職マスタ:  役職コード、役職名、所属部署、権限など 部署マスタ:  部署コード、部署名、上位部署、所在地など 2. 異動データ 入社データ:  入社日、社員番号、氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、雇用形態、所属部署、役職など 退職デ

人事・給与システムのクラウド化と費用対効果

北都システム社員限定 Voicy社内報ラジオ「キケルバ(聴ける場)」 平日毎日放送のなかから、金曜配信分「総務部長のぶっちゃけラジオ」 stand.fm ならびに note にて公開しております。 私の会社では、OBCの奉行シリーズを使っているんですけど 2024年1月に、ようやく奉行クラウドに乗り換えを決断しました でも、保守料だけで済むパッケージからクラウドへの移行は簡単じゃない 毎年かかり続けるシステム利用料金に、どう納得感を出すか 結局、社労士への外部委託費用をや

【2024のトレンドはこれだ!】HR Tech Vol.17 SHRMが伝えるHR Tech Trend 2024 GenAIやビッグデータが人事に与える影響について

皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは!Lraough LLC Founder, CEOのShimotaku(しもたく)です。 今回は、2024年人事部門でもテクノロジーの活用が一層進んでいくことが予想されていますが、人事領域における注目のテクノロジーとして、SHRMが取り上げている5つのトレンドをご紹介します。人事の仕事もAIやVRなどを使いこなせるスキルが今後さらに必要となりそうです。 詳しい内容についてはこちらのYoutube(チャンネル登録と良いねも是

事例から見る人事システム構想策定

どうも、おはこんばんちは、へるどっくすです。 今回は人事システム構想策定を、とある事例から見ていきたいと思います。でも、構想策定としましたけど、ベンダー選定、導入PMOも含みます。て書くと Too Much 感もありますけど、とりあえず書いていっちゃいます。 前提を少し 今回お話しようと思った事例は、人事機能的には3つの柱で ① いわゆるタレマネ ② 勤怠管理 ③ 給与計算 が対象でした。 数万人~十数万人規模の会社さんだったかな。でも多くはアルバイトさんだったという