就労移行支援所について

こんばんわ。

皆さん水曜日いかがお過ごしでしょうか?


0就労移行支援所について

就労移行支援とは、障害者総合支援法に定められた「障がい福祉サービス」のひとつで、障がいのある方が就労に向けたトレーニングを行い、働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるようサポートを行います。

「働きたい」という気持ちはあるものの、さまざまな悩みや不安を抱えていることによって、なかなか踏み出せないという方は多いかと思います。そんな方の「働きたい」という気持ちに寄り添いながら、ひとつひとつ課題を解決することを支援していくサービスが「就労移行支援」であり、そのサービスを提供する場所が「就労移行支援事業所」です。

1どんな場所か?

●就労に向けたトレーニング
定期的に就労移行支援事業所に通うことで、生活リズムが整い、基礎体力が向上していきます。
また、就労に向けて必要な訓練メニュー(プログラム)を受講して、職業準備性※を高めていきます。

訓練メニュー(プログラム)例:

ビジネスマナー、挨拶、職場での身だしなみパソコントレーニング(Officeソフトのスキル向上・基本情報処理)
SST(社会生活技能訓練)
グループワークなど

●職場見学・実習等
ご自身に合った業種や職種、職場はどんな環境なのかを考えたりするために、実際に「職場見学」や「職場実習」を行います。

●就職活動サポート
就職活動のサポートとして、「応募書類作成のアドバイス」や「模擬面接を通した面接対策」などを行います。

●職場定着支援
入社後の相談対応や企業への環境調整依頼などを行います。
※ 就職先に慣れ定着できているか、仕事や人間関係の悩み、生活リズムについてなどの相談

2どういう人がサポートしているのか?

●管理者
スタッフの管理や事業運営の指揮を執ります。
就労移行支援事業所の全体管理をおこなっています。

●サービス管理責任者

利用する方の個別支援計画の作成や他スタッフへのアドバイスや技術的な指導など、就労移行支援サービスの全般的に関わります。

●就労支援員

企業でのインターン実習の斡旋や就活の支援、就職した後の職場定着支援などをおこなっています。

●生活支援員

個別支援計画に基づいた日常生活上の支援をしています。

●職業支援員

個別計画書に基づいた就労機会の提供や実習先の開拓などをしています。

3どんな人が利用しているか?

●身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病のある方
●65歳未満の方
●一般企業へ就職したいと考えている方

上記の方々たちが就労移行支援所を活用している。

4どれくらい利用できるか?

就労移行支援を利用できる期間は原則2年間です。この2年間の中で、就職するためのスキルを身につけたり、自分にあった仕事や職場をみつけていきます。

5しておいたほうが良いこと

●自己理解

過去や現在や未来を思い出したり、描いたりするのが辛いこともありますが、
1自分はどういう場面で得意なのか?、もしくは苦手なのか?

2自分はどういう時に楽しいのか?もしくは辛いのか?

3自分はこれだけはやりたいこと?もしくはやりたくないこと?

4自分が憧れるあの人のこういう部分が好き?もしくは自分が憧れていない人のどういう所が気に入らないのか?

5自分はこういう方向を目指したい?もしくはこういう方向を目指したくない?

今日はここで終わりたいと思います。








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