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(STAGEにおける)Talk Straight 端的に本音で話し、素直に表から受け取る

STAGEという会社はスタメンという会社のグループ会社で、去年1月から事業を開始しました。
私もそれまではスタメンに在籍しており、スタメンが大事にしている考えが自分に染み込んでおります。

スタメンが掲げているStar Wayという行動指針があるのですが、その中の1つに「Talk Straight 端的に本音で話し、素直に表から受け取る」というものがあります。

私はこのStar Wayがとても好きで、STAGEという会社においても非常に重要だと感じているのですが、Talk Straightをするというのはとてもむずかしいことだと思っていて、今日はそのことについて書きたいと思います。


言う側にこそ、覚悟が必要。


お仕事をお探し中の方にも採用を検討している企業側にもTalk Straightが必要な場面があります。
もし普段の業務の中で、Talk Straightが必要な場面があることに気がついていないようであれば、本気で取り組んでいない証拠かもしれません。
相手が誰であれ、目の前の人に対して本気であれば本気であるほどTalk Straightが必要な場面が出てきます。

STAGEの業務においてTalk Straightが必要な場面というのは「(相手にとって)耳が痛いことを伝える」ときです。
「耳が痛い」というのは「自分のあやまちや弱みをついていて、聞くことがつらい」という意味です。

STAGEでよくあるシーンでいうと、こういう感じです。

例①「転職したい」と言葉では言っているけれど、なかなか行動に起こせていないとき。
・転職したいのに行動に起こせないのはなぜか?
・行動を阻んでいるものはなにか?
・本当は転職したくないのではないか?
例②採用に困っている企業に対して。
・ 採用したいのにコストをかけられないのはなぜか?
・採用に関する社内の意思決定者間でコンセンサスが取れていないのではないか?

上記からも分かる通り、「相手が自分自身で蓋をしていることについて、客観的に伝え、かつそれがきちんと相手に伝わる」ことが必要になります。
これはその人の核心をつくことになります。
核心というのは相手の大切な部分のことで、核心をつくというのはその大切な部分に踏み込むことです。
大切な部分に踏み込む覚悟はもちろん、踏み込むだけではなく相手に良い結果をもたらす責任が伴います。
ということで、言う側に覚悟が必要になります。


蓋をしているのには理由がある。


相手の状況に配慮せずに言うのは簡単です。
しかし配慮せずに言うと相手に伝わりません。
コミュニケーションというのは自分が伝えるべきことや伝えたいことが相手に伝わってはじめて成立するので、言うときに配慮は不可欠です。

先程いったように相手が蓋をしていることについて伝えていくわけですが、蓋をしているのには理由があります。
その理由を最大限理解しようと努めることが重要です。

例えば先程の例①でいうと、こんな感じです。

例①「転職したい」と言葉では言っているけれど、なかなか行動に起こせていないとき。
・転職したいのに行動に起こせないのはなぜか?
・行動を阻んでいるものはなにか?
・本当は転職したくないのではないか?
▶本当は何か他のことで不安なことがあるのでは?
(こう聞くと、「実は家族で色々あって…」等、蓋をしていた中にある本音に近い内容が出てきます)

核心をつくことを配慮しながら伝えていくと、表面的な質問を並べるだけでは得られなかった本音が出てきます。
転職や採用というのは大きな意思決定になるので、できる限り本音で話すことが重要であり、本音で話せているという「実感」が信頼関係の構築に繋がっていきます。


相手が自分で気づくように伝えること。


答えを言うのは簡単です。
しかし「正論だけでは人は動けない」ことを私達は誰よりも理解していなければいけません。
人は自分でやろうと思ったことしかできません。
したがって、Talk Straightの結果、相手が気づき、行動できなければ伝える意味がありません。

つまり伝える側は「相手が自分で気づくように伝えること」が極めて重要です。
これがま〜〜〜〜〜〜難しいですね!
私も日々勉強しています。
できるようになるためには、圧倒的に数をこなすことと、業務とは別のところで圧倒的に勉強する必要があります。

数をこなさなければならない理由は、相手との対話を自分自身が客観的に見られるようになる必要があるからです。
対話を客観的に見られていないときに陥るあるあるとして、
・相手が話をしてくれているのに自分が次何を話せばよいかを考えている(=相手の話を聞いていない)
・相手との話が堂々巡りになる(=相手が内省するための質問ができず同じようなことばかり聞いている)
・結局着地がもやっとする(=相手がスッキリしてない)
といったことがあります。

常に自分自身の対話を客観的に見て、今この対話の中で何が必要か?を考える必要があります。
そのためには業務とは別のところで、
・転職や採用を考える人はどんなことで悩むのか?
・今の転職市場はどうなっているのか?
・相手の話を引き出すための基本的な技術
等を学ぶ必要があります。

私は最短でその知識や技術を身につけるためにキャリアコンサルタントの資格を取得しました。

※国の制度である専門実践教育訓練給付金をつかうと、かかった受講費用の30%負担だけで最短で身につけられます。




社外の人に対して重要なのはもちろんなのですが、社内の人に対してのTalk Straightはもっと重要です。
「端的に本音で話し、素直に表から受け取る」を意識してこれからもやっていきたいと思います。




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