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鬼滅の福祉

ひと昔前の福祉の現場には鬼のように厳しい先輩が蔓延っていたような気がするのだが、最近激減したような。気のせいだろうか?

気のせいでないのなら、少なからずハラスメント防止に力を入れ始めた効果だろう。

良い流れであるのは間違いないのだが、「厳しい環境を経験しつつ、現代の育成論も取り入れた鬼」というハイブリッドな人材がいなくなってしまうことがなんとなく寂しく感じてしまう気持ちが少なからず自分の中にあるようだ。

鬼のように厳しい先輩(以下鬼と表記)に対して否定的なニュアンスを含んで触れてしまったが、鬼は別に悪い人ではないし、尊敬出来る人が多い。
厳しいがしっかりと本質を教えてくれる人。
スラムダンクの安西先生が昔「白髪鬼」と呼ばれていた時代のイメージだ。
スラムダンク読んだことない人はいい機会だからすぐ読んだ方がいいぞ。

一方、ハラスメント満載で理不尽なことを言う人(以下うんこと表記)を私は「うんこ」と呼称して鬼とは明確に分けている。
本物の排泄物としてのものは、人間の身体にとってしっかりとした身体の機能として出てくる必要なものなので、それと同じ呼称を使うのに申し訳なさと引け目を感じるがうんこでいく。
鬼に関しては先程良いことを書いたが、うんこに関してはうんこはうんこである。
まだまだうんこは数が多く、ウンコオブザイヤーが開催できるほどの規模があるように思える。

というわけで、少し前の福祉の現場に新人で入職すると鬼かうんこのどちらかを引き当てることとなる。
鬼を引き当ててヒーヒー言いながら業務をこなして成長したり、うんこを引き当てて精神を病んで退職したりと社会の大変さを痛感させられる。
というか運の要素が多すぎんか?

そんな中、現代は鬼が減ってきたようだ。
別に謎の呼吸を重視した団体が攻め込んできたわけではないのだが、鬼達は基本優秀なので現代の育成論を取り入れて進化していったのだろう。

一方、うんこは全然進化しない。
さっさとクラシアンの水の呼吸で下水道に流して欲しい。

・・・

綺麗な福祉業界に必要なのはクラシアンだったのか・・・。

ありがとうございます!!プロテイン代にします!!