自分の会社の社長がどんなふうに意思決定をしているかご存知でしょうか？
社長は意思決定をする際に、どんな経験や価値観、データを判断に活かしているのでしょうか？

例えば採用過程では、人事サイドが良い人だと思って最終面接につなげても、経営者が何か違うと思えば不採用になることがあります。

時間をかけて努力をしたとしても、
スピード感を重視する社長には努力を評価されないことがあります。
そうすると、短時間で成果を上げる努力をする人が好まれるようになります。それが会社に合っているということがあるわけです。

また、経営者がどんどん事業を拡大しようとするタイプだとスピード感が必要なので、採用速度を上げたり、場合によってはヘッドハンティングを使う必要があるかもしれません。
その場合は、人事サイドからヘッドハンティングの提案をすることも重要だったりします。
経営者の意思決定のパターンを理解したいものですね。

（人材定着指導士テキスト：第３章６項）