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ウサギとカメ。

イソップ寓話の1つに「ウサギとカメ」がある。

この話の教訓として有名なのは、ウサギの行動から得られる「過信しない」「最後まで気を緩めない」というものだ。

確かに、とおもう。そして、ここで終わりがちなのがもったいない、とも思う。

ぼくは、もっとカメに着目してもいいと考える。つまり勝った側の視点だ。

ウサギ的な思考

  • なんで失敗したのか?

  • ミスの反省点はどこだろう?

  • 同じミスをしないためには?

と、問題点の洗い出しに関しては、頭からとめどなく出てくる。これは日本人ならではなのかもしれない。

でも、もっと重要なのは勝ったとき、つまり、物事がうまくいったときに「なぜうまくいったのか?」のと考えることなのではないだろうか。

嬉しいときはその気持ちに浸ることが多い。でも、その瞬間にこそ「慢心」につながる「気の緩み」がおきているのではないか。

つまり、失敗要因ではなく改善要因に目をむけるのが、大切なのだ。

仕事でも、プライベートでもそう。

失敗の要因を考えるより、成功の要因を考えた方が気持ちもラクだし、なにより楽しいのではないか。きっとそう。

…そう、頭ではわかっているけど、素直にできないのがどうしてか。だが、ふとこう思えたことで昨日よりかは前向きに生きれそうな気もする。

今日もいい一日のはじまり。




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