内向的な楽観タイプでも陰キャ認定されやすい理由「人間性は〇〇しないとわからない」
「外向型は明るく、内向型は暗いという二元論、二分法的思考は極端ですよ」ということを伝えたくて、手を変え品を変えnoteにその旨を書いてきた。
人の脳は矛盾が嫌いだ。
明るく見えて暗い人、暗く見えて明るい人といったわかりづらいものへ「どう捉えたらいい!?」となりがち。
どちらか判断しづらいものに対した際、大きな負荷がかかるのでシンプルな結論を出すようにできている。
内向型はぐいぐい主張しないので、その性質が伝わりづらい。
「前向きな人」「人の長所を発見するのが得意」などの要素を持っている内向型の人がいるとしたら、それは長期的な付き合いでやっと伝わるのかもしれない。
感情と表情が豊かな人は、明るい人という印象を与えやすい。しかし蓋を開けてみると「無責任で人のせいにばかりする困った人だった…」というケースも中にはある。
このように人間は、さまざまな性質をトータルで持ち合わせているものなのだ。
いつも同じように淡々としているということ自体は、それほど目立つ性質ではない。しかし、これも解釈によっては立派な長所になる。
感情が安定しており、他者に八つ当たりしないタイプは自分自身や自分が歩むこれからの人生を信頼しており、軸があるのかもしれない。
未来への不安が少なく、楽観的だから飄々としていられるのだ。
内向型で自己アピールしないタイプは、他者からすると「わかりづらい」と思われる可能性が高い。
しかしそういう人が自己アピールしないのは、他者から承認されることを求めておらず、自身でしっかりと「自己承認」できていることも考えられる。
目に見えているものだけに捉われると、その人の本質は理解しづらいものだ。
長期的に付き合いながら、相手の性質をじっくり観察することで、その人の本質がようやく見えてくる。
本当の意味で「相手を知る」ということは、時間をかけて付き合い続ける、関心を示し続けるということなのだろう。
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