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優しい人ほど八つ当たりされやすい?理不尽な攻撃に傷つくあなたへ

優しい人ほど八つ当たりされやすい。

攻撃行為に依存している人ほど「逆らってこない相手」を見極めることに長けているから厄介だ。

恐らくこちらの記事を読まれている方で、これまで何度も八つ当たりをされたという経験をお持ちの人は多いだろう。

僕もわりと八つ当たりされる方だと思うのだが、やり返したこともあるし、我慢したこともある。

最近は、システマティックに考えて、理不尽な八つ当たりを2度以上繰り返す人の前からはすっと姿を消して二度と付き合わない。

難しいのが家族だろう。

八つ当たりは、距離が近いほど起こりやすい。

初対面の人相手に八つ当たりするのは、理不尽クレーマーくらいなものだろう。こういう人たち攻撃に依存しないと精神の均衡を保てないレベルに達しているので、平穏な暮らしを送れない。

大事な家族が苛々していて、八つ当たりされたときは「これで少し憂さが晴れたらいいな」くらいに思うようにしている。

怒りをぶつけられる方は溜まったものではないものの、怒りを抑圧して溜め込むのは心に大きな負荷をかける。

散々、八つ当たりされてきた体験を持つ者として最近思うのだが、八つ当たりしてやり返さずに自分を保てることの価値は高い。

いつも機嫌を一定以上に保てていたりすることなど、一見目立たないが高い価値を持つことがある。

理不尽に対してやり返さないというのも、そのひとつだろう。

傍からは攻撃を仕掛ける側の方が勇ましく映ることもあるが、これは全く正反対。

弱い側が牙をむき出しにして攻撃をしかける。危険を感じているから一方的に「やられる前にやってやる!」と息巻いている状態だ。

そういえば、昔、友人の犬の散歩をさせてもらったことがあった。

品のある犬で、いつも悠然としている。その犬の散歩中、出くわした他の散歩中の犬が吠えかかってきたのだが、僕の連れていた友人の犬は意に返すことなく、吠えられても取り合わなかった。

この犬は常に落ち着いており、自分に自信があるんだなあと感心したものだ。

不安な人ほど怒りやすい、怒って誰かを攻撃してガス抜きすることが癖づいている人は、攻撃依存症だ。

そんな人に八つ当たりされたときは、かわいそうにと思ってあげればよい。

相手のレベルに自分を下げて、むきになってやり返してはいけない。

まあ僕もこんなことを言いつつ、昔は迎え撃ったこともあったが、あまり良い結果を招かなかった。

八つ当たりされても、あなたが傷つく必要はないし、相手はあなたに甘えているに過ぎない。

人に当たらないとやっていけない弱い人間なのだ。あるいは何らかの事情でキャパオーバーを起こしている人かもしれない。

しなやかな人間は、真っ向勝負せずに受け流す。

心のしなやかさというのは、目立ちにくい。

しなやかなに平穏を保てる人の方が強く、攻撃をやめられない人は弱い人だ。

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