見出し画像

スマホはエナジーバンパイア⁉「スマホとの距離を置くと、ゆとりや緩みが生まれる理由」

交感神経をいかに緩めるかが長年の課題だった。

ワーカホリック時代は、ずっと緊張状態が続いたせいで危うくバーンアウトしかけた。

最近ゆとりを意識するようになり、ひとつの試みをしている。

「スマホと距離を取ろう」と決めたのだ。

当然ながらスマホは便利である。あらゆることが集約されているので、スマホ一台あれば事足りる。

この「集約できる」というのがメリットであると同時に、大きなデメリットにもなる。

スマートフォンという名前は電話が含まれているものの、堀江貴文氏が言っていたように「スマホはコンピューター」である。

スマホさえあれば、いつでもどこでも仕事ができてしまうのだ。

そしてスマホの操作は何かと快感を得やすい。

ワーカホリックになりやすい人にとって、これは実に危険なことである。

僕の場合
・SNS
・LINE
・チャットワーク
・メール
などはスマホを使って操作していた。しかしこれらの操作はパソコンを開いているときに全てすると決め、LINEはパソコンで操作するように変えたのだ。

通知音がならないように設定し、スマホの画面を見る時間を極力減らすようにした。

おかげで一日のスマホを見ている時間を1時間~2時間ほどに軽減。

感情的な反応が出やすい気質なので、通知音が鳴るだけで交感神経が高ぶっていたが、それを回避できるようになっている。

スマホと距離をとるようになって、外出時にある変化が起きた。

信号待ちで、一心不乱にスマホを見ている人に違和感を覚えるようになったのだ。

カフェに来ているふたりの人が、何も話さずお互いスマホを操作しているのを見て恐怖を覚えた。

きっと現代人は「スマホ中毒」という自覚がないまま、なんとなくスマホを操作している時間がとんでもなく長い。

実は「なんとなくスマホ」の時間にも、エネルギーは減っている。

もしかしたらスマホはエナジーバンパイアかもしれない。

創造的なアイデアは、余白から生まれる。

ずっと頭をフル稼働しているよりも、どこかでスイッチをオフにしゆるませる時間が必要だ。

スマホと距離を置くようになって、睡眠時間が増えてぐっすり眠れるようになった。

きっと追われている感覚がなくなったからだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?