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シューズについて

どうも!火曜日担当の森宜裕です!

理学療法士という資格をもち、走りの学校講師の中で身体博士として活動しています。


前回の記事では、コンディショニングの要素について書かせていただきました。
そこでも述べましたが、身体的要因だけではなく、環境的な要因などもパフォーマンスを高めるためには、考えていかなければなりません。


環境的因子の一つであるシューズは、足と地面の間にあって、身体的因子などの複数の他の要因と結びつける効果があり、コンディショニングの重要な役割を担っています。


シューズの基本機能は次の4つに分けられます。

①適合性
②衝撃緩衝性
③安定性
④屈曲性


①適合性
「自分の足に合っているか」
足の縦の長さである足長だけでなく、横幅である足囲も重要です。

つま先だけでなく、足の幅周り、足の甲、土踏まず、かかとや足首周りもチェックポイントです。

②衝撃緩衝性
走ると、ランニングでも着地時に体重の2〜3倍の荷重が体に繰り返しかかります。
長時間続くと関節や筋、腱などへの負荷が大きくなります。

着地時の衝撃は、体の中では主として太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)で膝の曲がり具合を調節して行うので、ここが疲れやすい人は要チェックです。

③安定性

足が地面に接地するときには、土踏まずが潰れていくような変形をして衝撃を吸収します。
それに伴って膝なども微妙にねじれているのですが、これは地面に足が適合するのに必要な過程です。
ただ、これが過度になりすぎると、足だけでなく膝などの痛みや怪我につながる恐れもあるので、シューズには一定の安定性が必要になります。

④屈曲性
足の中には26個の骨があり、関節もたくさん存在します。
歩いたり走ったりすると、足の中でも細かく曲がる場所がたくさんあるのですが、それについていくようにシューズの変形も起こらなければなりません。

屈曲性の低いシューズを履くと不自然な歩き方になるという研究もあり、シューズ選びの重要なポイントと言えます。

これらのポイントを踏まえ、誰が、どのような目的で履くのかを考えてシューズ選びをしていってもらえらばと思います!

それでは!

走りの学校 講師 森宜裕

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